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シャイニーストッキング
第3章 黒いストッキングの女2 美冴
 52 違和感

 私は少し変わってきているのか…
 この違和感から、そう感じていた。

 あの2週間前の面談で佐々木課長の目に刺激を受けて心が騒めき始め、そしてその夜に甥っ子の話しから5年間心の奥深くに封印してきていた和哉という存在を突然フラッシュバックの如く思い出してしまい、それがきっかけで後輩との禁断の過去までも思い出してしまったのだ。

 その時からだ…

 あの夜色々な過去を想い浮かべ、数年ぶりに疼きを覚え、自らを慰めた、そこから毎晩のようにアソコが疼いて堪らない、それは数年間封印していたはずの性欲までもが蘇ってしまったということだろう。
 そしてその疼きが徐々に強くなりつつあった。

 私は変わってきているみたいだ
 いや、昔の自分に戻り始めてきたのか
 まだこのままでいいのに
 まだなにも感じたくなかったのに…

 そう思えば思う程に心が騒めいていく。
 それにこうまで佐々木課長のことが気になり、会社で観察する程の興味を持ってしまったことにも違和感を感じてしまうのだ。
 そして今、対面に座って私の黒いストッキング脚を見つめてくるこの男の子の目から、佐々木課長を連想をする自分自身にも違和感と戸惑いを感じてきていた。

 私は彼女を好きなのか…

 この男の子の目はこの黒いストッキング脚に魅了されている目だ、そこから彼女を連想するということは、彼女も私をそういう意味で見ているのだろうか。
 
 そして私はその男の子の目に微かな疼きを感じ始めてきていた。

 あれから約2年か
 もういいのかな
 この心の騒めきと、カラダの疼きが、そう言ってきてるのか
 やはり私は昔に戻りつつあるのか…

 すると、対面の男の子と目があった。
 男の子はその瞬間に、ヤバい、という顔をして下を向く。

 ズキンッ、ズキ、ズキ、ズキ

 その途端、私の疼きは激しくなった。

 ああ、ヤバい、どうしよう…

 奥から熱いモノがジワジワと染み出てくるのを自覚する。

 ズキン、ズキン、ズキン、…

 2年前にあの男と共に封印していた性欲が疼きだしてきた。

 抑えられないかも…

 その時私は激しい子宮からの衝動的な性欲の疼きに思考を支配されてしまう。

 その思考からの衝動は、2年前の衝撃的な出来事から心が壊れ、理性を保つ為に封印していた全てが解けるきっかけとなっていく…

 

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