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シャイニーストッキング
第4章 黒いストッキングの女3 ゆうじ
 10 ゆうじ ⑥

 一日中履いていたヒールを脱いだばかりの爪先をしゃぶる。
 ストッキングのナイロン繊維の感触を愉しむかのように撫でる。
 ストッキング脚をじっくりと舐めてくる。

 ゆうじも、ストッキングラブなのか…

 この愛撫の仕方、このストッキング脚の愛で方、間違いない、ゆうじもストッキングラブな男なのだ。
 そう喘ぎながら彼を見ると、脚から唇を離した彼の目と視線が合った。
 そして再びキスをしてくる。

 私はキスも大好きである、特に舌と舌を絡め合うようなキスに心震えてしまうのだ。
 そしてキスから男の燃えるような情愛が流れ込んでくる感覚に堪らなく疼いてしまう。

 「ごめん、俺、脚が、ストッキングが好きなんだ、きれいな脚を見ると我慢できないんだ」
 まるで私の心の想いが伝わったかのように、そう呟いてきたのだ。

 私は黙って首を振る。

 いいの、私はイヤじゃないから…

 そう目で応えた。
 過去に何人かストッキングラブな男はいた、そして皆、こうして愛してくれた、だから、私は決して不快ではない、むしろ私の脚を美しく思ってくれている鏡の想いと受け入れているのだ。

 大丈夫、大好きだから…

 またそう目で語る。

 彼にそんな私の想いが伝わったのか、更に強く舌を吸うようなキスをしてきたのだ。
 そんなキスに私は更に強く心が震え、融けていくような感覚に陥ていった。

 ふと気づくと、いつの間にかベッドの上にいた、本当にいつベッドに辿り着いたのかわからなかったのだ。

 そして私は上半身裸で胸を露わにし、下半身はパンティにストッキングという姿でベッドの上に寝ていた。

 え、なんで、いつの間に…

 目の前にはやはり上半身裸でトランクスだけの姿のゆうじが私を見つめていたのだ。

 「美冴、好きだ、初めて見た時から好きになっていたんだ…」
 彼はそう言いながら、唇を寄せてきたのだった。

 そしてキスからゆっくりと、うなじ、首筋、耳、鎖骨、肩、乳房、そして乳首へと、ゆっくり、じっくりと舐め、舌先を這わせ、まるで私のカラダを味わうかのように愛してくれ、その愛撫に私は淫らに喘ぎ、身悶え、淫靡に震え、そして疼かせる。

 心もカラダもアソコも融けてしまいそうであった。

 「はぁぁ…」

 ズキ、ズキ…

 子宮の疼きは最高に昂ぶっていた…
 
 

 


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