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シャイニーストッキング
第14章 絡まるストッキング8        部長佐々木ゆかり
 216『絡み脚、指先攻撃』

 あの夜は、もちろん杉山くんはわたしに一切、手出しはしなかった…
 いや、出来なかったのだが。

 おそらく、杉山くんはその夜のことを一瞬にして想い出し、そして想い返し、ドキドキと慌てている…
 そんな感じの横顔をしていた。

 そう、杉山くんはわたしが脚を絡めてからはわたしの方を、顔を、向けてきてはいないのである…
 つまり、微妙に固まったままなのである。

 よほど、このわたしからの再びの『絡み脚攻撃』が彼には衝撃を与えている様であった…
 わたしはそんな杉山くんの様子がかわいくて堪らない。

 そしてすっかりと、また、再び、油断していたのである…

「なんだぁ、聞いてなかったなぁ」
 鈴木くんもツッコミを入れてくる。

「ほら、わたしが口止めしたのよ、いちおうね」
 と、軽くフォローする。

「いいなぁ、でも、佐々木部長が焼き鳥屋さんなんてぇ…」

「もう、わたしはなんだってオーケーなのよ、それに、そんなお洒落なんかじゃないし…」

「そんな事ないですよぉ」
 と、また、再び彼女はそのわたしのエグゼクティブ論を語り始めてきた。

 だが、それは嫌味ではなくて、わたしへの褒め言葉、賛辞でもある訳だから決してイヤな気持ちにはならなかった…
 そして彼女は元々の持ち前の明るさもあってか、楽しい酒宴となっていったのである。

 そしてわたしや鈴木くんはそんな彼女の明るさと楽しさに笑い、飲み、食べていく…
 だが杉山くんはやや、いつもより大人しくなっていたのだ。

 それは…

 もちろんわたしの『絡み脚攻撃』と、時折の『指先絡み攻撃』による撃沈のせいなのであるが…

「なんか、松山さんの明るさに押されちゃいましたぁ…」
 の、ナイスな言葉で鈴木くんカップルには言い訳できたのである。

「じゃあ、そろそろお開きにしましょうか」
 時刻も間もなく9時になる。
 楽しい、あっという間の時間を過ごせた。

 それはわたしには更に楽しく、愉しい時間であり、昼間の『三山蓮太郎』からの電話の嫌な想いや、彼との逢えない寂しさを紛らわせられた時間といえたのである…
 そして、それは、元々、誘ってくれた杉山くんのお陰であり、色々な意味で楽しく、愉しませてもらったのだ。




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