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シャイニーストッキング
第4章 黒いストッキングの女3 ゆうじ
 25 二人の刻 ②

 「あ……」

 ゆうじはこの軽めの微妙なおしゃぶりが好きらしいのだ。
 私が舐め、しゃぶる毎に小さくビクッと何度となく震え、声を殺して喘ぎを漏らしてくる。

 私はこのフェラチオという愛撫が大好きであった、舐める程に、しゃぶる程に、心が昂ぶり、震えてくるのだ。
 そしてこの愛の行為は私にとって唯一この男を支配できる刻なのだ。

 この私の舌に唇に彼は身悶え、身震いし、喘ぎ、征服されていく。

 「あ、いい、み、さ…」
 彼のモノが小さくビクビクと快感に震えてきていた。

 ジュボッ、ジュボッ

 たっぷりと唾液を含ませ、湿った、淫靡な音を立ててしゃぶっていく。

 「あ、ちょ、ちょっと」

 イキそうみたいだ。
 だが私は無視してしゃぶり続ける。

 ジュボッ、ジュボッ

 「う、やべっ、ダメだって」

 そう言いながら私の頭を掴み離そうとしてくるのだが、迫り来ている射精の快感の誘惑に迷っているのだろう、掴んでいる手には力が入っていなかったのだ。

 ジュボッ、ジュボッ

 唇の動きに加え、左手で彼のモノの肉の棒を掴む。

 「あ、あぁ」

 そして唇と手の上下の動きをリンクさせ、しゃぶり、扱いていく。

 「うっ、み、みさえっ、ダメだ、イキそう、イッても…」
 イッてもいいかが言えない。

 猛々しく脈打つ怒張がビクビクと震え、熱い想いの快感を吐き出そうとしていた。
 私はしゃぶりながら頷き、最後の動きを速めていったのだ。

 「あ、で、出るっ」
 そう喘ぎ、腰を震わせ、私の口の中で吐き出した。

 「あうっ…っくっぅ…」

 「ん、んんっ」
 彼のモノはビクン、ビクンと口の中で激しく震え、ドクドクと大量の熱い想いをぶちまけてきた。

 「ああ…ふう…」
 彼は愉悦のため息を吐く。
 そして私は彼の熱い想いをティッシュに戻す。

 凄い、たくさん出た…

 そしてこのティッシュの中の量を見て、ふと、やらしい想いをしてしまうのだった。

 こんなに沢山なんだから、やっぱり昨夜はしてないんだ…

 すぐに私はこのやらしい想いに、自虐の思いに陥ってしまった。

 ダメじゃん、信じるって決めたくせに…

 その時

 「これ、クリスマスプレゼント…」

 そう言いながら、ベッドのサイドボードから水色の包みを出してきたのだ。

 「えっ…」



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