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シャイニーストッキング
第15章 絡まるストッキング9 美冴とゆかり

19 空っぽの冷蔵庫…
そして本当に新品同様にピカピカで綺麗なのだ…
だからわたしは、ゆかりさんのこのキッチンへの愛着と、こだわり感も余計に感じられ、更に感銘、感動して興奮してしまっていた。
「でも慰謝料代わりに貰ったマンションだし…
一人じゃ広過ぎてさぁ…」
するとゆかりさんはそんな事をボソッと呟いてきたのである。
「そうですよねぇ、さすがに一人じゃ広いですよねぇ」
「そうなのよ、3LDKあるから…」
更にそう呟いてきた。
確かにそうかも、一人住まいには広過ぎるかも…
と、わたしもそう思う。
「じゃあ、わたし、一緒に住んじゃおっかなぁ」
だから、つい軽く、わたしはそう言ったのである。
だが、半分は、本当にここに住みたいと、内心、咄嗟に思ったのだ。
だって、このキッチンにしろ…
この立地にしろ…
そしてこの窓の外の羽田のベイエリアを一望できる高層階…
正に、夢の、憧れのマンションであるから…
そして、それに…
本当に、このゆかりさんと一緒に住めたならば楽しいかも…
と、内心、そう思ったのである。
「えっ…」
でもゆかりさんは、そんなわたしの軽い冗談気味に返したその言葉に、意外な反応をしてきたのだ。
わたしはそんなゆかりさんの反応に、内心ドキッとしてしまった…
「よいしょ、あ、コレ冷蔵庫に仕舞いますね…
全部仕舞えるかなぁ?」
そこでわたしは、内心の動揺を悟られまいと、話題を変える意味でそう言った。
なぜならば、一緒に住むのは…
あまりにもリアリティに、現実性に、欠けるから。
だから、そんなゆかりさんの反応に少し違和感を感じたのだが、反面、そんな彼女の反応が好意的にも感じられて嬉しくもあった…
そしてわたしはその話題を変える為にも、そう言いながらクーラーボックスを開け、冷蔵庫のドアを開けた。
「あ、あら?」
するとわたしは…
えっ…
冷蔵庫を開けて驚いてしまった…
「あら、中が…」
そうなのだ…
冷蔵庫の中が、ほぼ空っぽなのだ。
こ、これは…
これって…
その冷蔵庫の中には、缶ビールが数本…
赤、白のワインが2本程…
そしてマヨネーズやソース、醤油等の調味料、あとチーズが少しだけ…
その位しか入っていない。
そして本当に新品同様にピカピカで綺麗なのだ…
だからわたしは、ゆかりさんのこのキッチンへの愛着と、こだわり感も余計に感じられ、更に感銘、感動して興奮してしまっていた。
「でも慰謝料代わりに貰ったマンションだし…
一人じゃ広過ぎてさぁ…」
するとゆかりさんはそんな事をボソッと呟いてきたのである。
「そうですよねぇ、さすがに一人じゃ広いですよねぇ」
「そうなのよ、3LDKあるから…」
更にそう呟いてきた。
確かにそうかも、一人住まいには広過ぎるかも…
と、わたしもそう思う。
「じゃあ、わたし、一緒に住んじゃおっかなぁ」
だから、つい軽く、わたしはそう言ったのである。
だが、半分は、本当にここに住みたいと、内心、咄嗟に思ったのだ。
だって、このキッチンにしろ…
この立地にしろ…
そしてこの窓の外の羽田のベイエリアを一望できる高層階…
正に、夢の、憧れのマンションであるから…
そして、それに…
本当に、このゆかりさんと一緒に住めたならば楽しいかも…
と、内心、そう思ったのである。
「えっ…」
でもゆかりさんは、そんなわたしの軽い冗談気味に返したその言葉に、意外な反応をしてきたのだ。
わたしはそんなゆかりさんの反応に、内心ドキッとしてしまった…
「よいしょ、あ、コレ冷蔵庫に仕舞いますね…
全部仕舞えるかなぁ?」
そこでわたしは、内心の動揺を悟られまいと、話題を変える意味でそう言った。
なぜならば、一緒に住むのは…
あまりにもリアリティに、現実性に、欠けるから。
だから、そんなゆかりさんの反応に少し違和感を感じたのだが、反面、そんな彼女の反応が好意的にも感じられて嬉しくもあった…
そしてわたしはその話題を変える為にも、そう言いながらクーラーボックスを開け、冷蔵庫のドアを開けた。
「あ、あら?」
するとわたしは…
えっ…
冷蔵庫を開けて驚いてしまった…
「あら、中が…」
そうなのだ…
冷蔵庫の中が、ほぼ空っぽなのだ。
こ、これは…
これって…
その冷蔵庫の中には、缶ビールが数本…
赤、白のワインが2本程…
そしてマヨネーズやソース、醤油等の調味料、あとチーズが少しだけ…
その位しか入っていない。

