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シャイニーストッキング
第15章 絡まるストッキング9     美冴とゆかり
 33 乾杯

「じゃあ、パスタ茹でますねぇ…
 お腹空きましたよねぇ…」
 美冴さんはそう言いながら茹でていく。

「もお、ゆかりさんはあの凄い風景と夜景に馴れちゃってんですねぇ…
 ぜいたくだわぁ」
 美冴さんはそう呟きながら色々なお料理をテキパキと、ローテーブルに乗せてくる。

「あ、ゆかりさんは食器とグラスをお願いしますねぇ」
「は、はい」

 さっき、わたしの大好きなスパークリングワインを買ってきたのだ…

「あら、素敵なグラスに食器…」
 
 そう、わたしは料理は出来ないのだがこんな食器類や、グラスを集めるのが好きなのである…

「このパスタ皿も素敵だし…
 ホントゆかりさんはお洒落ですねぇ」

「え、そ、そんなこと…」
 わたしはそんな美冴さんの褒め言葉にすっかり照れてしまう。


「はいっ、出来上がりぃ」
 そして美冴さんは手際よく、あっという間にシーフードパスタを完成した。

「じゃあゆかりさん、熱いうちに食べましょうよ」
「うん…」

 そしてわたしと美冴さんは、ローソファーに並んで座り

 チン…

「じゃあ、乾杯…」
 スパークリングワインを注いだグラスを合わせ乾杯する。

「ふうぅ美味しいわ…」
 すると一口飲んだ美冴さんがそう言ってきた。

「そうでしょう、そのスパークリングワイン大好きなの」
「はい、すごく美味しいわ…
 さ、ゆかりさん食べて、食べて…」

 茹でたズワイガニ…
 モツァレラチーズとトマトのサラダ…
 マグロの中トロのお刺身とイクラ…
 カマンベールチーズとクラッカー…
 トマトソースのシーフードパスタ…
 等々、ローテーブルいっぱいに料理が並んでいた。

 とても贅沢な、家飲みである…

「あっ、このパスタ美味しい…」
 わたしはあまりの美味しさに絶句してしまう…

「え、そうですか、よかったわぁ」
「ええー、美冴さん凄い、イタリアンレストランみたい」

 本当にそのくらい美味しいのだ…

「もお、ゆかりさん大袈裟ですよぉ…
 さ、カニも食べましょう…」
「うん…
 うわぁ、カニもプリプリで美味しい」
「でもカニは解凍しただけですけどねぇ…」

 本当に美味しいのだ…
 いや、全部が美味しい…
 そして、もの凄く楽しい…

 そして、もの凄く嬉しい…

 そして…

 そして…

 心が…

 昂ぶってくる…



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