この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
シャイニーストッキング
第15章 絡まるストッキング9     美冴とゆかり
 42 女子トーク(3)

「えぇー、そうかなぁ…
 なんかぁ、違うよかった、ううん、良かったに聞こえたけどぉ…」
 ゆかりさんは、更にニヤけながらそう言ってきた。

 確かによかったのは、良かった…

 アレもコレもと、色んな意味で…

 正に…
 女子トークの乗りになってきたのである。


「はぁぁ、なんかぁ、楽しいし、ドキドキするわぁ」
 ゆかりさんがそう言ってきたから、すかさず…
「それはゆかりさんがぁ、、イヤらしい話しにしてくるからですよぉ」
 と、わたしは返す。

 楽しい女子トークだ…

 そしてお酒も進む…

「白ワイン開けようか?」

 わたはし達は、あっという間にスパーリングワインを空けてしまい、二本目の白ワインを開ける。

 そして、ますます、会話が乗ってくる…

「あ、あのさぁ、カレは大学生だっていうことはさぁ…」
 ゆかりさんは興味津々、好奇心いっぱいっていう感じの勢いで、カラダをわたしに寄せてきながら、目を輝かせながら訊いてくる。

「大学生だっていうことはさぁ…
 も、もしかしてさぁ、あ、アレだったのぉ?」
「えっ、アレって?」
「えっ、ほらアレよ、その……
 ど、童貞って?…」

「あ、うん、まぁ…はい…」
 わたしは頷いた。

「ええっ、きゃぁぁ…
 そ、そうなんだぁ……」
 ゆかりさんは小さな歓声を、いや、悲鳴を上げてくる。

 童貞…

 そう、だって、本当の和哉は高校二年生だったのだから、童貞であったのだ…

「じゃあ、じゃあさぁ、あ、あのぉ」
 ゆかりさんのテンションは一気にマックスに高ぶっていく。

「あ、あのぉ、イチからお姉さんが…
 教えてあげる……てきなぁ?…」
 と、ゆかりさんはかなり興奮気味に訊いてくる。

「あ、は、はい…
 ま、まぁ、結果的にはそうなりました…」

 あの時の和哉は、キスも全て未体験であったから…

「うわぁっ、きゃぁぁ…」
 ゆかりさんはなんとなくだが、かなり脳裏で想像を膨らませてきているようであった。
 そしてわたし自身も、そんなゆかりさんの質問に、いつの間にかに、あの五年前の約二週間の濃厚で濃密な和哉とのセックスの記憶が、鮮明に脳裏に、いや、心にも蘇ってきていたのである。

「ふうぅ、そうなんだぁ…
 なんかぁ映画みたい……」
 




/2704ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ