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シャイニーストッキング
第15章 絡まるストッキング9     美冴とゆかり
 43 女子トーク(4)

「ふうぅ、そうなんだぁ…
 なんかぁ映画みたい……」
 ゆかりさんは興奮気味にそう呟きながら、白ワインを飲む。

「……で、でさぁ…
 そ、そのぉ、何年ぶりの再会だっけ?」

「え、あ、五年ぶりです」

「…は、どうだったの?……」
 興味津々、好奇心いっぱいの目で訊いてくる。

「え、あ、まぁ……」
 
 その時、わたしの脳裏には、一昨夜、昨夜、そして今朝方までの和哉との記憶が…

 セックスの快感が…
 
 絶頂感が…

 そして改めて和哉を大人の男として認識し、心を震わせてしまった想いの昂ぶりが蘇ってきたのである。

 そして、余韻が再び昂ぶってきたのだ…

 ドキドキ…
 心が震える。

 ズキズキズキズキ…
 カラダが再び疼き始める。

「ほらぁ、やっぱりぃ、五年ぶりのカレは良かったんでしょう」
 ゆかりさんはキラキラとした目で、そして何を想像しているのか?…
 すっかり昂ぶった顔でそう言ってきた。

「あ…は、はぁ、まぁ……」

 決して悪くはない…
 いや、良かった…のだ。

 そして、ある意味…
 惚れ直してしまった、といえた。

「うわぁ、いいなぁ…」

 わたしもそんなゆかりさんのハイテンションに吊られ、喉が渇き、白ワインを飲み干した。

「そんなぁ、禁断の元カレがぁ……」

 そこでわたしは、ワインの酔いのせいもある…

 回顧による昂ぶりのせいもある…

 その疼きのせいもあった…

 それらの相乗により、話さずにはいられなくなってきてしまっていたのである。

「あの頃は…
 そう、あの五年前は……」

 そしてわたしは、あの五年前のわたしの不妊症問題による離婚騒動の話しをしていく…

 ゆかりさんに話さずにはいられなかったのだ…
 いや、話したくなったのであった。

 ドキドキドキドキ…

 ズキズキズキズキ…

 昂ぶりが増していく。




「………ええっ、そうなんだぁ…」

「はい、そうなんですよ、それに、凄いマザコンっていうのも分かっちゃってぇ…」
 と、わたしは、離婚までの顛末までを一気に話していったのである。

「ふぅん、わたしもそんな感じになったらぁ、そのタイミングで傍にいる、可愛いカレに甘えちゃうなぁ…」

 すると、ゆかりさんはシミジミと、そう言ってきたのだ…





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