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シャイニーストッキング
第1章  和哉
 19 美冴 ⑨

 あぁ、なんて気持ちいいんだっ…
 
 美冴の舌と唇の快感にとても耐えきれなかった。

 「あぁっ、出るっ」
 全身を震わせながら瞬く間に美冴の口の中に噴き出してしまう。
 そして美冴は和哉の絶頂の震えを感じながら敢えて自分の口で受け止めた、それは美冴なりの和哉に対しての愛情の表現であった。
 そして最高の快感を感じて欲しく射精してもなお、唇と握った手の上下の動きを止めずに続ける。

 「あぁぁ……」
 
 和哉は最後の一滴まで出し切り、あまりの快感に全身の力が抜けて声を漏らしてしまい、助手席のシートにぐったりと座った。

 ああすごい気持ちよかった、美冴さんにこんなことしてもらえるなんて夢のようだ…
 そう思い、隣の運転席にいる美冴の姿を見て
 
 今度は僕がしてみたい…
 魅惑的な艶やかな唇を見つめ想いを巡らせていく。


 美冴は口で受け止めた精子をティッシュに吐いて包み込み、
 すごいわぁ、二回目なのにこんなに沢山出るんだ、やっぱり若いからかなぁ、どうしても旦那と比べてしまうなぁ…
 そう思いながら態勢を整えようと躰を動かす。

 あ、濡れている…

 脇からスカートの中に手を入れ確認すると、ショーツがぐっしょりと濡れている。
 濡れているのを自覚すると、再び子宮が疼き始め挿入れたい欲望が湧いてきた。
 しばらく旦那には抱かれていない美冴の欲情は疼きを更に増していく。
 しかしここは河川敷の駐車場に停めたクルマの中である、とてもここでは出来ないしやりたくはない、そう思いを逡巡していると自分を見つめている和哉の視線に気がついた。
 見つめてくる和哉の目はさっきまでのまだ幼さのある少年の目ではなく、大人の男の目に感じた。

 あ…
 
 一瞬、心が震えた。

 和哉が無造作に美冴の肩つかみ抱き寄せる、そして顔を近づけ
 「こ、今度は僕がしたいです…」
 そう言いながら荒々しく美冴の胸に手を押し付けていく

「えっ、か、和哉くん」
 
 和哉はもちろん童貞であり高校二年生の17歳の今まで彼女などいたことがない、そしてセックスの知識も殆どなかった、だから今度は自分で美冴を感じさせたいと考えてもどうしてよいのかわからなかったのだ、そしておもむろに美冴の胸を掴み揉みだした。

 「あんっ、ちょっと痛いよぉ、落ち着いて」
 和哉の焦る心に気づいた。

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