この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
シャイニーストッキング
第15章 絡まるストッキング9     美冴とゆかり
 151 まるでデート…

「うん、良いわねぇ、ちょうど観たかったしぃ…」
 だけどわたしは、そんな嬉しさを隠してそう言った。
 本当は、本心は、飛び跳ねる程嬉しいのだが、あまりにもはしゃいでしまったら恥ずかしいと思ったのである。

 いわゆる、スカシたのだ…
 だが、心は高鳴り、昂ぶっていた。

「良かったぁ…」

「じゃぁ、どうしようかぁ」

 本音は逢えるなら、逢ってくれるなら何でもよい…

「間を取って渋谷はどうですか?」
 すると、ゆかりさんはそう提案してきた。

 わたしは世田谷エリア、そしてゆかりさんは大田区の羽田エリア住みであるから、簡単にいえば渋谷は中間地点といえる。
 それに渋谷駅はわたしの通勤経路てもあった。

「渋谷で映画観てぇ、お買い物してぇ、そしてご飯もかぁ…」

 わたしは思わずそう呟いてしまう…
 これはわたしの大学生の時の、デートの順番であったのだ。
 
 渋谷で待ち合わせ…
 そして映画…
 この懐かしい流れに、思わず言葉が漏れてしまったのである。

「あ、はいっ…」
 だが、ゆかりさんは嬉しそうな声で返事をしてくれたのだ。

 そしてわたし達は3時に渋谷で待ち合わせの約束し、電話を切った。

 ドキドキと心が高鳴り…

 そしてワクワクになった…

 まるでデートだ…

 いや、デートなのだ…

 大好きな人とのデートであるのだ…

 時刻は午後1時半過ぎ…
 今度は、さっきまでとは打って変わり、時間の余裕が無くなった。

 ああ、何を着て行こうか…

 化粧はどうしようか…

 楽しい昂ぶりである…

 ワクワク感が止まらない。

 



/2806ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ