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シャイニーストッキング
第4章 黒いストッキングの女3 ゆうじ
 39 幸せな時間 ②

 「あうっ、イクっ、あぁぁ…」

 それは正にひと舐めであった、私はそのひと舐めで絶頂を迎えたのだ。

 「はぁ、はぁ、はぁ…」
 私は絶頂の快感にぐったりと虚脱し、息を荒げてうつ伏せになる。

 「凄いな、ひと舐めだよ…」
 彼はうつ伏せの背中からゆっくりと唇を軽く当て、這わしながらそう言ってきた。

 「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ…」
 私は虚脱のままだ。

 「最近、脚が濡れるようになってきたよなぁ…」

 え、脚が、濡れる…

 「汗とはまた違うんだよなぁ…」
 私が快感に昂ぶり、喘ぎだすと、なぜか脚全体がしっとりと濡れてきて、その湿り気により穿いているストッキングのナイロン繊維が脚とより密着し、一体化したようになるというのである。

 「まるでストッキングが第2の肌になったみたいにさ…」
 確かに前より、遙かにストッキング脚の快感が増してはきていた。

 第2の肌、そんなことあるのか…

 私は仕事柄毎日ストッキングを穿く、そして結構な頻度で伝線をさせてしまう、それは穿き方の問題もあるのだろうが彼のストッキングの好みのせいでもあったのだ。
 彼の好みはより薄く、より透明感と艶やかな光沢を望んだ。
 そしてそれに応えるということはデニール数値の低い、つまり、ストッキングの薄さの追求に通じていき、それが耐久性の低下へと繋がっていくのである。 
 そしてその耐久性の低下は本来廃棄するはずの伝線ストッキングを捨てずにこのストッキングプレイといえるセックスに再利用することでつまりは需要と供給のバランスの安定を上手く保つことになっていたのだ。
 そんな偶然の安定供給の仕組みにより、殆ど毎回のようにストッキングを穿いてのセックスをしていた。
 それが快感の向上にも繋がっていると思う。

 以前はストッキングは私にとって、ただの靴下に等しい存在であった、だが大学時代の2人目の男が肌触りを愉しむ程度だがストッキング好きで、これがきっかけでストッキング脚に対する男の視線を感じるようになったのだ。
 そこからしばしの時間を経てのこのフェチな心理を完全に実感したのは、あの禁断の関係の高校生の和哉であった。

 因みに和哉との関係だけは未だに話しておらず、これからも絶対に話すつもりもなく、永久の秘密として心の奥底に深くしまい込むことにしたのである…
 
 

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