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シャイニーストッキング
第4章 黒いストッキングの女3 ゆうじ
 41 幸せな時間 ④

 「イクッ、くうぅ…」
 全身が震え、喘ぎ、身悶え、愉悦する。

 「おうっ、みっさ、俺もイクッ」
 「あんっ、っくぅ…」
 「うっ、ううっ…」
 私たちは同時に快感の沼に陥ちていく。
 そして確かにストッキング脚がしっとりと濡れているのを絶頂感に浸りながら実感したのである。

 本当だ肌のようだわ
 でも、ああ、ダメ、感じ過ぎる…

 実は彼とのセックスが余りにも感じてしまうことが一つの悩みになっていた。
 とても贅沢な悩みといえるのだが本当に感じ過ぎて終わった後の脱力感が凄いのだ、何も出来なくなる程の虚脱感になってしまうのである。
 今夜もまた動けなくなっていた。
 そしてこれは次の日にも影響するのだ、次の午前中位までアソコが時々疼き、仕事に集中できないのである。
 本当に贅沢で幸せな悩みであった。


 だが季節は夏を迎え、サーファー達の活動も活発になっていく。
 この頃の彼は毎日のようにあちこちと各地の海仲間から声が掛かり、殆ど留守といえる位の生活になっていた。
 そして私はこの間に寂しくもあるが、暫くセックスもお休みとなりひと安心となったのだ。
 このままのペースで愛されてしまうと本当に仕事に影響しかねなかったから。
 
 少し充電だ…

 贅沢で幸せなセックスライフである。

 そんな時にお盆休みの私の連休に合わせたかのように台風のウネリが来ているからと、一緒に静岡県の御前崎に同行することになった。
 これが付き合い初めてからの初めての旅行でもあり、そして彼の生サーフィンを初めて見ることになるのだ。

 現地に着くなり地元のサーファー達から大歓迎され、朝から波乗り、夜はパーティーと、二泊三日の御前崎へのサーフトリップは楽しかった。
 サーフィンのことはわからないが彼のカリスマ性の凄さは実感した、そしてなによりあんなにチヤホヤと持てはやされ、お持てなしされたにも関わらず彼は偉そうな態度も取らず、逆に謙虚な達観したかのような姿勢を貫いていたのだ。
 私はそれが一番感動した、そしてこれが彼が皆から愛される所以なのだと感じたのである。

 このサーフトリップがきっかけで、それからは休みと波状況次第でよく同行させてくれるようになり、それによって私の存在も彼の周りに認知されるようになっていったのだ。

 幸せな時間の日々である…
 


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