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シャイニーストッキング
第4章 黒いストッキングの女3 ゆうじ
 55 最後の時間 ②
 
 ゆうじは私を抱き寄せてキスをしてきた。

 「………しよ」
 アタマの言葉が聞こえなかった、何をしようなのか、それともエッチしようなのか。

 唇を合わせながら心が震えてくる、そして鼻の奥にMIKACOさんのプワゾンの甘い香りが蘇ってきていたのだ。

 「ああ…ゆうじぃ」
 ゆうじの舌が唇を割り込み、私の舌を吸ってきた。
 少しだけ昨夜からの残っているお酒の匂いがする。
 そして唇を吸いながら私のスカートから出ているストッキングを穿いている脚を撫でてきた。

 ああ、感じる…

 まだキスして撫でられているだけなのにもの凄く感じていた。

 「うぅ、ううん…」
 
 ズキ、ズキ、ズキ、ズキ
 早くも子宮が疼き始めてくる。

 ああ、気持ちいい…

 彼の手がストッキング脚の肌触りを確かめるかのようにゆっくりと撫でてきて、その手の感触に脚が震えてきていた。
 そして彼の手が腿の内側を撫でながら股間ふと伸びてくる。
 
 「はぁん、んん」
 「お、脚が濡れてきた…」
 彼のキスに、手の愛撫に、私はすっかりと感じてしまっていたのだ、そして確かに脚がしっとりとしてきているのは自覚していた。
 
 脚が濡れる…

 こういうことなのか、汗ではない、この興奮に、官能の昂ぶりにしっとりと正に濡れてきているのだ。

 「あぁ…」
 このしっとりとした湿り気をストッキングのナイロン繊維が吸い取り、密着し、正に第2の肌と化してくるのである。
 彼の指先の感触が快感へと繋がってきて、ますます子宮の疼きが昂ぶってきていた。

 ズキ、ズキ、ズキ、ズキ

 「はっ、はぁん、んん」
 そして彼の指先が股間のマチ部分をなぞってくる。
 股間は既にびしょ濡れになっていた。

 「あぁ、みっさ…」
 彼が私を抱きながら名前を呼ぶのは珍しいことであった。

 彼はキスをし、私の脚を愛撫しながら、器用に私の服を脱がしてきて、いつの間にか上はブラジャーも外されてしまう。
 そして露わになった乳首を唇に含んでくる。

 「んっ、んん」
 乳首を弄る舌先の感触に身悶えしてしまった、そしてスカートを降ろし、ストッキング1枚の姿にされてしまったのだ。

 「ああ、みっさのはたまらないや…」

 そう溜息のような感じで呟き、ストッキングの上から鼻先を押し付けてきた…

 
 
 
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