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シャイニーストッキング
第16章 絡まるストッキング10     連休最後の2日間…
 64 ゆかりと大原本部長(26)

 ベッドに倒れ込むなりわたしの下半身を、両脚をグイッと広げ、顔を股間に近づけてきた。

 シャワー上がりのわたしはもうこうしてまた抱かれて、寝るだけだからと…
 タオル地の緩やかな短パンを履いていたから、両脚を広げられた勢いでアソコが裾の隙間から覗いていまう。

 そして…ノーパンであった。

 どうせすぐにまた、抱かれたかったから…穿かなかったのだ。

 すると彼はグイグイと顔を押し付けて、その隙間を広げ…

「はぁうっ…」
 舐めてきた。

 ピチャ、ピチャ、ピチャ…

「ゆかり、もうすごく濡れてるぞ」

「は、や、ん、やぁ…」
 その言葉が恥ずかしいのだが、ゾクゾク感じてしまう。

「そうだよなぁ、今夜はヤル気満々だもんなぁ」

「あぁ、そ、そんな…」
 そんなこと無い…とは言えなかった。

 だってその通りだから…

 ヤル気満々だから…

 三週間もお預けだったのだから…

「たっぷり舐めてやるよ、だから簡単にイクなよ…」

「ぇ、ぁ、そんなぁ…」
 なんとなく、彼のそんな言葉が新鮮に感じてしまう。

「なんかさぁ、ゆかりがかわいくて堪らないんだよ…
 だから…
 弄りたくなっちゃう…」
 舐めながら、そう囁いてきた。

 かわいくて…

 その言葉は、最近のわたしのキーワード。

 もちろん彼、浩一さんにも云われ…

 笠原響子主任にも云われ…

 蒼井美冴さんからも云われ…

 そして、部下の杉山くん達からも云われ…

 そう、『鉄の女』だったわたしは変わったのだ…
 そしてそれは全て、この彼、浩一さんの愛情のおかげなのだ。

『かわいくなって、更に、もっと、すごく魅力的になったっす…』
 と、杉山くんが云ってきた。

 あ、杉山くん…

 でも、杉山くんとは浮気ではない…

 わたしにとっては…

 そう、昔飼っていたペットの
『ビッケ』に似た杉山くんとの…

 ペットとの戯れの…

 スキンシップの延長に過ぎない。

 ただ、あの時は、わたしの悪戯が過ぎてしまったから…

 かわいくて、かわいそうだったから…

 シて上げただけだから…

 浮気心では決して無いのだ。


「あん、や、ん、はぁぁん…」

 ピチャ、ピチャ、ピチャ…

 わたしはそんなことを想いながら、彼の舌に喘いでしまう…



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