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シャイニーストッキング
第4章 黒いストッキングの女3 ゆうじ
 65 最後の時間 ⑫

 ゆうじの怒張は快感に震えていた。
 
 ジュボ、ジュバ、ジュルル

 「うぅ、みっさ、気持ちいいよ」 
 そう喘ぎながら彼は少しずつ体をずらし、手を伸ばして私の黒いストッキング脚に触れてきたのだ。

 ジュボ、ジュバ、ジュルル…
 私は感じて欲しくて亀頭に舌を絡めながら、唇でカリといわれる部分を刺激していく。

 「あうっ、ヤベっ、いい」
 手でふくらはぎを撫でる。
 そして彼は更に体をずらし、脚首のストッキングの下に身に付けているアンクレットに舌先を伸ばして舐めてきた。
 もし生理じゃなかったらシックスナインの体勢になっていたかもしれない。

 「あ、う、みっさの綺麗な脚に、あぁ、この黒ストッキング…たまんねぇ」
 私の唇の動きに身悶えながらそう呟き、喘ぎ、舌先でストッキング脚を舐めてくる。

 「あ、ううっ」
 彼はもう限界に近づいていた。
 口の中で怒張が小さく快感に耐える震いを起こしていた。

 「う、ヤベ、イキそうだ」
 私はその喘ぎに合わせて唇と舌先と手の愛撫のピッチを上げる。

 ジュボッ、ジュボッ、ジュボッ…

 「う、うぅ、あ、イッ…」
 彼の腰も快感と共に震えてきた。

 ああ、ゆうじぃ、好きっ…

 私は心の中でそう叫び、更に愛撫のピッチを上げる。

 「あっ、みっ、イッ、クッ」
 愉悦の叫びを漏らし、全身を強ばらせ、私の口の中で爆発のような射精をする。

 「む、うぅ…」
 「あっ、あ、みっさ…」
 彼は私の名前を呼び、脱力していく。

 「あ、あぁぁ……」
 私は最後の一滴まで搾るようにしごき、精液を溢さないように口を離し、手に取ったティッシュに戻した。

 わ、すごい量だわ…

 そのティッシュに広がる彼の精液を見ながらそう想い

 本当に残念だわ、今夜は本当に抱かれたかったのに…

 せっかくのプロポーズ記念なのにと、生理を恨やんだ。

 「ふうぅ、みっさありがとう、すげぇ気持ちよかった」
 「うん、よかったわ、ごめんね生理になっちゃって…」
 「いいさ、それより今度は黒いストッキング穿いてしよっ」
 「うん…」
 「やったぁ、うれしいっ」 
 そう微笑みながら目尻にシワを寄せてくる。
 私はその笑顔を見てドキッとした。

 そうだ、私は初めて見た時のこの目尻にシワが寄る笑顔に一目惚れしたんだっけ…



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