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シャイニーストッキング
第18章 もつれるストッキング2      佐々木ゆかり
 53 伊藤敦子(19)

「は、はぁぁ…」
 わたしは全身が、いや、心とカラダが溶けてしまいそうな快感に落ちていく。

「ほ、本当に夢のよう…
 ホントに憧れてたんですぅ…
 あの頃、ゆかり姫を見るだけでドキドキしていたんです」

「そ、そんなぁ…」
 わたしはそんな伊藤さんの囁く言葉ひとつひとつに心が震えていた…
 そしてそれは心の歓喜の震えともいえ、また、彼女を、伊藤敦子という美しい存在を求め、欲し、認めているということでもあると思われる。

「はぁっ、うっ、んんっ…」
 すると、突然、伊藤さんの指先が短パンの隙間に、いや、スルッとパンティの隙間に入り込んできたのだ。

「あら、嬉しいわ…
 こんなに濡らしてくれている」

 そう、彼女の指先があっという間にパンティの隙間に忍んできたと思ったら…

「や、は、はぁぁん…」

 なんと電光石火の早わざで、アソコを、クリトリスを愛撫、それも絶妙なタッチで弄り、愛撫してきて…

「はぁうわぁっ、やっ、んっ、んんっ」

 わたしは全身を激しく震わせ…
 そして痺れる様な快感、いや、絶頂感に襲われ…
 イッてしまったのだ。

「はぁっ、うっくうぅぅぅ……」

 それは得も言われぬ、いや、未だかつて感じた事の無い…

 彼、大原浩一常務に愛され…

 禁断の蒼井美冴さんに愛され…

 ううん、遡ること、過去の何人かの、ロッキーを始めとする黒歴史の男達に愛され…

 それらの経験でも感じ得た事の無い…

 最高の、そして正にビアン特有の…

 緩やかに痺れる様な、蕩ろけ、溶ろけ…

 いや、このわたしを抱き、愛してくれている伊藤敦子さんとひとつに融ろけてしまうような…

 快感と絶頂感といえるのだ。


 先の、あの蒼井美冴さんとの禁断のビアンの快感は…
 初めてに近い同性同士からの手探り的なキスと愛撫であった。

 お互いが、自分の過去の男性とのセックスを思い返し、いや、どうされて、されたら感じるかをイメージしながら、それをまるで鏡に写し返す様な手探りの愛撫をしての昂ぶりと、快感と、絶頂感であったと思われるのだが…
 この本当の、ホンモノのビアンと自称する伊藤敦子さんの愛撫は正に彼女のそれまでのビアンの経験に基づくホンモノの愛撫の快感と絶頂感といえると思われるのだ。

 そう、あの美冴さんとの夜のとはまるで違う…



 
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