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シャイニーストッキング
第5章 黒いストッキングの女4     部長大原浩一
 18 律子 ⑤

 「んんっ、んん…」
 
 私の指先は律子の快感で溢れ出る蜜でふやけそうなくらいであった。

 「んんっ…んっ…」
 やがて身悶えが小さな痙攣の震えに変わり、全身から汗のようなしっとりとした湿り気を感じさせてきたのだ。

 イキそうなのか…

 そう思った瞬間である
 「んんっ……ぅぅ…」
 彼女は必死に喘ぎを殺し、全身を強張らせ、激しく震え、絶頂を迎えたのだ。
 その絶頂の快感に耐える表情がまた艶めかしい。

 「う、ぅぅぅぅ…」
 絶頂を迎え、そのまま仰向けでグッタリと弛緩していた。
 私はそんな彼女から指先をそっと抜き、改めて美しい全身を眺めてみる。

 8頭身に近いプロポーション、ショートヘアーの小さな顔、細くスラリと伸びる腕、恐らくBカップあるかないかの小ぶりだがカタチのよい乳房、まだ脱ぎ切れていない乱れたブラウスから覗く括れたウエスト、そしてへそピアスをしていた。
 それになんといっても私のフェチ心を刺激して止まない、このカタチのよい長い脚と薄い透明なガーターレスのストッキングである。

 ホント、堪らない脚だ…

 「お好きなんですよね…」
 私の視線を感じてなのか、脚をソッと伸ばしてそう囁いてきたのだ。

 「う、うむ」
 「いつも見てきますものね…」
 思わずドキッとしてしまう。

 「だから穿いたんですよ…」
 そう囁きながら脚をゆっくりと私の目の前に寄せてくる。

 無意識であった、私はその美しいストッキング脚を手で掴み唇を寄せていったのだ。

 「んっ…」
 唇が腿に触れると彼女の脚がビクンと震え、小さな喘ぎを漏らす。
 私はその脚の美しさに酔い痴れ、その喘ぎ声に心昂ぶらせ、舌先を伸ばして舐めていく。

 「あ、うぅぅ…」
 軽く身悶えしながら小さく喘ぐ。
 
 脚が敏感なんだ…

 「はぁぁぁ…」
 彼女は喘ぎとも吐息ともどちらともいえない淫靡な声を漏らし、感極まった濡れた瞳で私を見てくるのだ。
 
 あ、脚が、脚が濡れている…

 そうなのである、脚全体がしっとりと湿り気を帯び、ストッキングのナイロン繊維がその湿り気によって、まるでストッキングが第2の肌のように密着してきているのである。
 それが私の掴んでいる指先に、舐めている唇と舌先に、何ともし難い快感を生んでくるのである。

 脚を舐めて感じるなんて…




 
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