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シャイニーストッキング
第5章 黒いストッキングの女4     部長大原浩一
 21 律子 ⑧

 「はぁ、はぁ、はぁ…」
 「うぅぅ……」
 私は律子のお腹のヘソ辺りに射精の放出をし、そのままに息を荒げ、グッタリと仰向けになった。

 「はぁ、ふう…」
 彼女はため息とも吐息ともどちらともいえない息を漏らし、そしてゆっくりと躰を起こして私の放出した精液をティッシュで拭い始めていく。

 「あら、たくさん、嬉しい…」
 そう囁いた。
 私はなぜか彼女のそんな囁きの声に心が再び震えてしまうのだ。

 なぜこんなに彼女の声に心が反応してしまうのか

 そうか、この声の、この声質のせいなのか…

 彼女の声、声の響き、トーン等の声質が私の好みでいちいち心が反応してしまうのかもしれない。
 優しい響きの決して高くはないトーン、そしてこの丁寧な言葉遣いが私の心に染みてくるのである。

 そうだ、子供の頃によく見ていたあのアニメに出てくる憧れていた女性の登場人物の声に似ているんだ…

 そんなことを思い浮かべていると、彼女がスッと上体を動かし、突然、私のモノをしゃぶってきた。

 「えっ、あ…」
 いわゆる、お掃除フェラ、である。

 チュパ、チュル、チュパ、チュル…
 
 「あ、お、おい…」
 まだ先ほどの射精の快感の余韻に痺れている精液まみれの私のモノを、愛おしそうに丁寧に、そして優しく舐めてくれるのだ。
 舐めてくれるそのフェラテクに、しゃぶられるのが大好きな私はまた再び脈打ってしまった。

 「あら、また、嬉しい…」
 その囁きに心がまた反応してしまう。
 ズキズキと脈打ち始め、疼きが再び増してくる。
 そしてその脈打ちにより、お掃除フェラから口唇愛撫のフェラへと変わっていったのだ。
 その彼女のフェラテクは素晴らしく、亀頭が蕩けてしまうような快感であった。

 「うう、あ、律子くん…」
 快感で喘ぎを漏らし、身悶えしながら彼女を見ると例の濡れた瞳で私を見つめ
 
 いいのよそのまま出して…
 そんな瞳で語りかけてくる。

 ヤバい、またイキそうだ…

 「うう…」
 彼女の口の中で私のモノが快感に震え始めていく。

 チュパ、ジュバ、チュパ、ジュバ…
 私の限界を察知したのかフェラのピッチが上がり、手も肉茎を握って上下に動かしてきた。

 「う、あ、や、ヤバい」

 
 ブー、ブー、ブー…

 枕元の携帯電話のバイブが震えたのだ…






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