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シャイニーストッキング
第19章 もつれるストッキング3          常務取締役大原浩一
 142 甘くて淫らな昂ぶり(1)

「さぁ…お好きにして…」

 わたしと常務、いや、彼、浩一さんの二人は、バーでのそんな遣り取りの末にすっかりお互いが興奮し、昂ぶってしまい…
『出ましょう…』
 と、バーを後にし、浩一さんのデラックスルームのベッドの上で…

「あぁ、り、律子ぉ…」
 わたしはワンピースを着たままにベッドの上で上半身を起こし下半身を、そのベッド上の対面に座った浩一さんの目の前に対して、つまりはストッキング脚を伸ばして…
『さぁ…お好きにして…』
 と、囁いていた。

 もちろんまだ、ヒールは履いたままである…

「あ、う、うん」
 そんなわたしの伸ばしたストッキング脚先を、そしてヒールを浩一さんは…
 まるで土下座でもしているかの様に、脚先の対面に正座で座り、両手を前に突き、顔をヒールにゆっくりと近付けながら昂ぶった目を向け、見つめて、いや、ガン見していたのだ。

 その表情、目の輝きは本当に、ストッキングフェチという性癖嗜好の目といえる淫らな昂ぶり色といえる…
 
「ふぅぅ、本当にキレイで堪らないよ」

「うふ、ホントに…」
 そう昂ぶる目で呟いてくる浩一さんにわたしは、少し冷静を装いながら…
『本当に大好きなんだ…』
 と、目にそんな想いを込めてそう囁き返す。

 だけどもちろん、このわたしもそんな彼のこのストッキングフェチという性癖嗜好には理解はしているし…
 そんな大好きで愛している男の性癖嗜好を受け入れ、もうすっかりわたし自身もこの自分の脚、ストッキングという存在に思い入れを強め、そして彼が喜ぶ、悦ぶ様にと意識をしていた。

 だからわたし自身も、すっかりと淫らな想いの高ぶりの性衝動の昂ぶりを疼かせていたのである…

「り、律子のが…律子のじゃないと…」
 そしてさっきのわたしの…
『本当は誰のだって良いんじゃないの?』
 という、少し虐め的で嫌味的な揶揄いの言葉に懲りたかの様に、そう言ってきたのだ。

「うふ、ホントかなぁ?…」

「いや、本当だよ…
 キミ、あ、律子のじゃないとぉ…」
 と、そう囁きながら、わたしの伸ばしている右脚先のヒールを両手で…
 そう、まるで崇めるかの様に神々しく掴んできた。



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