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シャイニーストッキング
第19章 もつれるストッキング3          常務取締役大原浩一
 148 甘く淫らな昂ぶり(7)

「はぁぁん、あぁ、こ、浩一さぁん…」
 そんな自らの心の想い、思いの昂ぶりと、今、こうして愛され、愛撫されているそのより意識しているストッキング脚の想い相乗により…
 本当に感じ、疼いてきていた。

 そしてそんな思いの丈を込めているストッキングという存在は、今、わたしの第二の肌として脚と一体化をし…
 より以上に、彼の舌先による快感が増幅されているみたい。

「あぁぁ、んん、やぁん、んん…」
 
 既にこうまで淫らな疼きに昂ぶっているせいか、今のわたしにはこのストッキングというナイロン繊維の違和感が消え、彼の舌先の感触の快感に…
 溶けてしまいそうに感じていた。

「はぁ、ふぅぅ」
 ゆっくりと浩一さんの舌先、唇がそんなわたしの第二の肌と化したストッキング脚のスネから膝へと、舐めながら這い上がってきて…

「あぁん、んん」
 その彼の鼻先が、少し捲り上がっているワンピースのスカートの裾へと辿り着いた。

「ふぅぅ、堪らない香りだ…」
 そしてその鼻先を少しスカートの裾の淵へと忍ばせ…
 つまりはスカートの中の香りを嗅ぎ、そう囁いてきたのだ。

「あ、やぁん…」

「ふぅぅ、いやらしい、淫らな香りがするよ」
 わたしはそんな彼の言葉にゾクゾクと心を震わせ、カラダも、いや、わたしの中のオンナという部分がズキンと疼いてくる。

『いやらしい、淫らな香り…』

 それは正にその通りだろうと…
 なぜならわたしはすっかり昂ぶり、いや、淫らに疼きを昂ぶらせ、おそらくはワンピースのお尻の部分までその淫らな疼きにより濡らし、ううん、奥深くから泉の如くに溢れさせているであろうから。

 こうした、大好きな愛しい存在の男の全てを、いや、このストッキングフェチという性癖嗜好を受け入れ…

 


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