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シャイニーストッキング
第19章 もつれるストッキング3 常務取締役大原浩一

164 昂ぶる甘い香り(1)
「…………………ん」
私は鼻腔に漂う甘い香りで目が覚めた。
そしてその甘い香りの発信元はもちろん、腕枕の中で眠っている律子である。
そう、その甘い香りは、昨夜、私の体臭が甘い云々と囁きながら、お互いに幸せな想いに包まれながら寝落ちした律子のうなじから香ってきていた…
律子は私の腕枕の中で私に対して背中を向けて眠っていたから、ちょうどその頭、後頭部のうなじ部分が私の鼻先にあたる態勢となっていたのだ。
元々がどちらかといえば短めな感じではあったのだが、秘書に就任した機会にショートヘア、どうやら『ベリーショート』という髪型らしいが、バッサリと髪を更に短くカットしたので、それにより露わになった美しいうなじが私の鼻先にちょうど当たっていたのである。
そしてどうやらその秘書就任を機に身に纏う香水の香りも変えたみたいであり…
あ、それは『シャネル』らしいが、銀座のホステス時代より香りを控え目にした、やや上品な私好みの、そして秘書というビジネスシーンにより適した香りと感じていた。
ちなみにそういうことに敏感な佐々木ゆかりには、私に残り香として微かに移っているその律子の香水の変化には、すかさず反応しているのだが…
そんな微かな、律子から漂う甘い香りに私の鼻腔が反応し、目を覚ましたのだ。
私の体臭の甘さ云々どころじゃなくて、これこそが本当の甘い香りじゃないか…
と、私は律子のうなじに鼻先を当て、後ろから抱き締めるカタチのままにそう思う。
そしてその甘い香りに心が穏やかな、幸せを感じ…
あ、いや、違う、違った…
「ぁ……」
私はなんと、この律子の微かに漂う甘い香りに心穏やかどころか…
心を震わせ、昂ぶっていたのだ。
あ、え、た、勃ってる…
なんと私は朝勃ちをしていたのである。
え、朝勃ちなんて…
いつ以来振りだろうか?…
「…………………ん」
私は鼻腔に漂う甘い香りで目が覚めた。
そしてその甘い香りの発信元はもちろん、腕枕の中で眠っている律子である。
そう、その甘い香りは、昨夜、私の体臭が甘い云々と囁きながら、お互いに幸せな想いに包まれながら寝落ちした律子のうなじから香ってきていた…
律子は私の腕枕の中で私に対して背中を向けて眠っていたから、ちょうどその頭、後頭部のうなじ部分が私の鼻先にあたる態勢となっていたのだ。
元々がどちらかといえば短めな感じではあったのだが、秘書に就任した機会にショートヘア、どうやら『ベリーショート』という髪型らしいが、バッサリと髪を更に短くカットしたので、それにより露わになった美しいうなじが私の鼻先にちょうど当たっていたのである。
そしてどうやらその秘書就任を機に身に纏う香水の香りも変えたみたいであり…
あ、それは『シャネル』らしいが、銀座のホステス時代より香りを控え目にした、やや上品な私好みの、そして秘書というビジネスシーンにより適した香りと感じていた。
ちなみにそういうことに敏感な佐々木ゆかりには、私に残り香として微かに移っているその律子の香水の変化には、すかさず反応しているのだが…
そんな微かな、律子から漂う甘い香りに私の鼻腔が反応し、目を覚ましたのだ。
私の体臭の甘さ云々どころじゃなくて、これこそが本当の甘い香りじゃないか…
と、私は律子のうなじに鼻先を当て、後ろから抱き締めるカタチのままにそう思う。
そしてその甘い香りに心が穏やかな、幸せを感じ…
あ、いや、違う、違った…
「ぁ……」
私はなんと、この律子の微かに漂う甘い香りに心穏やかどころか…
心を震わせ、昂ぶっていたのだ。
あ、え、た、勃ってる…
なんと私は朝勃ちをしていたのである。
え、朝勃ちなんて…
いつ以来振りだろうか?…

