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シャイニーストッキング
第19章 もつれるストッキング3          常務取締役大原浩一
 165 昂ぶる甘い香り(2)

「うふ…」

「え、あ…」
 そしてなんと、そのいつ以来振りかも定かでは無いくらいの朝勃ちをしている私の怒張を律子が突然、身動きもせずに、つまりは前を向いたままに手だけをスッと伸ばして握ってきたのだ。

「うふ、もぉ、こんな熱くて固いモノをお尻に押し付けてくるんですものぉ…」
 と、まだ後ろを、つまりは私の方を向かず、向こうを向いたままにそう握りながら囁いてきた。

「あっ、い、いや、その…」
 私はなんとなく恥ずかしいやら、照れくさいやら、口籠ってしまう。

「凄く…かたい…わ……」
 律子はそう呟き、ギュッと握ってくる、そしてそう呟くあの私の心を震わす声音が…
 欲情に濡れているように聞こえてきた。

 あっ…
 すると、その握りの感触と、その濡れた声音に私の心が、怒張が、一気に昂ぶり、疼いてきたのだ。

 ズキズキズキズキ…
 ズキンズキンズキンズキン…

「あっ、んっ、やん、あ、アナタぁ」
「…………っ」
 そして私は無言で律子の浴衣の裾に手を差し入れ、一気に捲り…
 律子はノーパンのままであった。

 そして…
「んんっ、あんっ」
 後ろからお尻を抱え、つまりは寝バックという態勢、体位で、そのお尻の隙間から一気に自らの怒張を挿入れたのだ。

 既に律子自身は愛の蜜で濡れそぼっており、簡単に挿入ってしまう…

「はぁ、ううんっ、あん、んん…」
 そして腕枕をしていたままの右手を浴衣の胸の隙間に差し入れ乳房を揉み…
 左手で律子の左脚を抱え、一気に奥深くへと貫く様に突く。

 ニュチャ、ニチャ、ジュチュ…
 そして激しく前後に腰を振り、激しく中を突いていくと、湿った、淫靡な肉の音が聞こえてくる。

「うっ、むっ、ううっ…」

 寝起きの朝勃ちという勢いのままに抱くというセックスを…
 私はいつ以来振りにしたのだろうか?




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