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シャイニーストッキング
第20章 もつれるストッキング4     律子とゆかり
 16 多忙なわたし…

「本当ですねぇ」
 そしてそんな話しに越前屋さんが追随してきて…
 ちなみに中島さんは、もう既に、パソコン画面を夢中に睨み、いや、再びキーボードを忙しく叩き始めていたのだ。

「あ、はい、そう、まだまだ改良ポイントがあるからってぇ…
 また、明日見に来て欲しいって言ってますぅ」
 と、さすがヲタク系のエンジニアらしく、そんな中島さんの言葉を越前屋さんが代弁してくる。

「あ、うん、そうね、また明日ね…
 なんとか明日も時間作って見に来ますね」
 わたしはその越前屋さんの言葉を受けて、中島さんにそう言うと、彼女はモニターを見つめ、キーボードを叩きながら小さく…
「はい、よろしくお願いします」
 と呟いてきた。

 もう彼女の思考の9割はパソコンモニターに集中しているようであった…

「じゃぁ、とりあえず戻りましょうか」
 そうわたしは言い…
 システム情報部の部屋を出ていく。

「え…と…大原常務さんには?」
 すると越前屋さんがそう訊いてきた。

「いちおう秘書課課長さんには来た事を伝えてあるから、そのうちわたしに折り返し電話があるんじゃないかしらね」

「そうですね、どっちにしろ明日は本社にはいる筈ですもんねぇ」
 そう越前屋さんが言ってきた。

「うん…そう…ね…」
 わたしはまた再び心が少しだけ揺らぎ始めてきてしまう…

「でも、大原常務にも何がなんでも確認してもらわなくちゃね」
 すると、おそらくわたしのそんな微妙な変化を読み取ったのであろう美冴さんが、わたしを見つめながらそう言ってきてくれたのだ。

「え、あ、うん、そうよね」
 そんな美冴さんの機転の効いた、いや、敏感に察知をしてくれたであろうその言葉に、再び心を取り成せてくる。

 そう、大丈夫よ、ただのヤキモチなんだから…

 それに秘書さんとの事なんかもただのヤキモチからの杞憂に過ぎないはずなんだから…

 それにどうせ、夕方過ぎあたりには電話をくれるだろうし…

 わたしはそんな美冴さんの優しい言葉に、必死に自分の気持ちを奮い立たせていく。

 大丈夫よ、大丈夫…

 それにわたしは…

 忙しいんだから…

 戻ったら今度はコールセンター部での『新規事業』のマニュアル作成の件もあるんだし…

 大丈夫、大丈夫、頑張らなければ…




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