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シャイニーストッキング
第20章 もつれるストッキング4     律子とゆかり
 43 快感に溺れる(6)

 わたしはベッドの上で両手を後ろに突き、軽く膝を立て、バスタオルを開けられ、股間を広げて敦子を迎え入れる態勢となり…
「はぁぅんん、やぁんん…」
 敦子の舌先による快感を享受する。

 いや、そんな綺麗なコトバの表現ではなく…
 敦子にアソコを舐めてもらいたくって、両脚を膝立て、股間を開いて誘なったのだ。

 もう脳裏には敦子というオンナの、ビアンの快感をこのわたしの心とカラダに与えてくれる存在感しかなかった…
 ううん、敦子でいっぱいになっていた。

「はぁぁ、ゆかり姫ぇ、甘い、甘いわぁぁ」
 ピチャ、ピチャ、ピチャ…
「は、はぁぅぅ、ぁ、あぁん、やぁん、んん…ぁ、あつこぉぉ…」
 敦子の舌先が両ヒダを順番に舐め、溢れ出してくる愛の蜜を啜ってくる。

 そしてわたしはそんな敦子の舐めてくる舌先の動きにリンクした様に…
 ビクッ、ビクッ…
 と、腰が、いや、下半身が快感に震えてしまう。

 ピチャ、ピチャ、ピチャ、ピチャ…

「はぁぁん、んんん…」

 まるで猫が水を舐め啜るかの様な湿った音が聞こえ…
 その音にわたしの喜悦の喘ぎが重なり、淫らに奏でられていた。

 ピチャ、ピチャ、ピチャ、ピチャ…

「はぁ、ひめぇ、すごい、どんどんと奥から溢れてきますぅ」
 敦子は舐めながらそう囁いてくる。

「はぁん、やぁん、あぁ、そんなぁ…」
 そのコトバはわたしの快感の昂ぶりを表し、また、コトバの愛撫として更にわたしのオンナを昂ぶらせてきた。

 そして本物の、ホンモノのビアンである敦子の舌先の動き、舌による愛撫は、まさに女同士しか分からない様な微妙な強弱の舐め方といえ、秀逸なのである。

 ズキズキズキズキ…

 ウズウズウズウズ…




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