この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
シャイニーストッキング
第20章 もつれるストッキング4 律子とゆかり

51 蠢く想い
『あっちん』
その越前屋さんのコトバを聞いた瞬間から…
ザワザワザワザワ…
ドキドキドキドキ…
ズキズキズキズキ…
と、心が騒めき、胸が高鳴り、カラダの奥深くのオンナの昂ぶりが疼いてきたのだ。
そして覚醒しきった記憶が脳裏いっぱいに浮かんできた…
『ああ、あつこぉ、敦子ぉっ』
わたしは昨夜そう叫び、そんな絶頂感の、いや、強いビアンのエクスタシーの海に溺れるように沈み込み…
そのまま寝落ちしてしまったようである。
ズキズキズキズキ…
ウズウズウズウズ…
そして昨夜のエクスタシーの余韻の疼きがまだ静かにオンナの奥深くで蠢いて、いや、蠢き始めてきたのだ。
「あぁ…」
わたしは…
結局敦子を簡単に受け入れてしまった。
あれほど警戒をし、越前屋さんを招いた筈なのに…
いや違う、警戒、拒否、避け、逃げる、ただ、そんなフリをしただけ、ううん、自分の心を正当化したつもりのフリをしただけなんだ。
自分の弱さを、いいや、直ぐに気持ちの良い方に、快感に流されてしまう自分の弱さを知っているから…
それは過去の『黒歴史』でもう十分に分かり、理解しているから…
そんな自分の弱さに言い訳をしたかっただけだったんだ。
そう…
越前屋さんの存在はただの言い訳、敦子に対する当てつけでしかないんだ。
ううん違うのかもしれない…
敢えて越前屋さんという存在を利用して、敦子を試したのかもしれない。
試した…
そう敦子のわたしに対する愛情の深さ、強さ、ビアンの想いの深さ、強さを無意識に試し、測ったのかもしれない。
なぜなら…
今、心の奥深くに敦子への想い、思い、そして愛情が蠢いているから。
そう…
わたしは敦子を愛しているかもしれないから…
だって、だって、それは…
この今の心の騒めきが…
高鳴りが…
昂ぶりが…
カラダの疼きの余韻が…
そう心とカラダに囁いてくるから。
敦子を愛している…
敦子が欲しい…………………と。
『あっちん』
その越前屋さんのコトバを聞いた瞬間から…
ザワザワザワザワ…
ドキドキドキドキ…
ズキズキズキズキ…
と、心が騒めき、胸が高鳴り、カラダの奥深くのオンナの昂ぶりが疼いてきたのだ。
そして覚醒しきった記憶が脳裏いっぱいに浮かんできた…
『ああ、あつこぉ、敦子ぉっ』
わたしは昨夜そう叫び、そんな絶頂感の、いや、強いビアンのエクスタシーの海に溺れるように沈み込み…
そのまま寝落ちしてしまったようである。
ズキズキズキズキ…
ウズウズウズウズ…
そして昨夜のエクスタシーの余韻の疼きがまだ静かにオンナの奥深くで蠢いて、いや、蠢き始めてきたのだ。
「あぁ…」
わたしは…
結局敦子を簡単に受け入れてしまった。
あれほど警戒をし、越前屋さんを招いた筈なのに…
いや違う、警戒、拒否、避け、逃げる、ただ、そんなフリをしただけ、ううん、自分の心を正当化したつもりのフリをしただけなんだ。
自分の弱さを、いいや、直ぐに気持ちの良い方に、快感に流されてしまう自分の弱さを知っているから…
それは過去の『黒歴史』でもう十分に分かり、理解しているから…
そんな自分の弱さに言い訳をしたかっただけだったんだ。
そう…
越前屋さんの存在はただの言い訳、敦子に対する当てつけでしかないんだ。
ううん違うのかもしれない…
敢えて越前屋さんという存在を利用して、敦子を試したのかもしれない。
試した…
そう敦子のわたしに対する愛情の深さ、強さ、ビアンの想いの深さ、強さを無意識に試し、測ったのかもしれない。
なぜなら…
今、心の奥深くに敦子への想い、思い、そして愛情が蠢いているから。
そう…
わたしは敦子を愛しているかもしれないから…
だって、だって、それは…
この今の心の騒めきが…
高鳴りが…
昂ぶりが…
カラダの疼きの余韻が…
そう心とカラダに囁いてくるから。
敦子を愛している…
敦子が欲しい…………………と。

