この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
シャイニーストッキング
第20章 もつれるストッキング4 律子とゆかり

170 ミステリアス
そんな想いと感情の昂ぶりと揺らぎがそう今の私の心を波立たせ、騒つかせてくる。
もちろん直ぐにどちらを選択するのか?
という展開ではないのではあるのだが…
どちらも私にとっては色々な意味で欠かせない、無くせない、失くしたくはない大切で重要な存在なのではあるのだが…
だが…
心の奥深くではもう答えはわかっているのかもしれない…
そんな想いをふと、心に思い巡らせながらステーキ店を訪れる。
すると…
「いやぁ、あの松下さんという秘書さんは、なんていうか、さすがにミステリアスないいオンナですねぇ」
と、入江くんはステーキ店の個室に入り、ビールジョッキを交わすや否や、そう言ってきたのだ。
「え、ミステリアスって?」
私は思わずそう問い返す…
いいオンナという評は分かるのだが、ミステリアスという単語に引っ掛かったのだ。
「あ、そうなんですか、大原常務は本社での彼女の都市伝説的な噂は知らないんですね?」
すかさず入江くんがそう応えてきた。
「え、彼女、松下くんの都市伝説的って?」
私の興味は一気に高まる。
「はい、うーん、そうなんですよ…」
「何だ、入江くん教えてくれよ」
私は興味津々に問うた。
「あ、はい、実は……」
それは本社での律子の存在の不自然さと、疑問、疑惑的な噂であった。
(P2343〜『秘書の秘密』を参照下さい)
「ふーん、なるほどなぁ…」
私は思わずそう呟いた。
「え?、大原常務もご存知なかったんですか?」
と、入江くんは少し驚いた感じで訊き反してくる。
「あ、いや、う、うむ…」
なんとなく、ここは咄嗟に知らぬフリを決めておこうと思ったのだ。
「あ、いや、うん、実は彼女の存在は知らなかったんだよ…
ただ、山崎専務からの推薦だけとは訊いてはいたんだがね…」
と、私はトボケる。
「えー、そうだったんですかぁ」
改めて驚いた感じになった。
「いやぁ、だとしたら、あながち山崎専務の秘蔵っ子という説は否定できないなぁ?」
「うむ、確かにそうだなぁ…」
と、私はある程度に入江くんに合わせる。
「あぁ、ますますミステリアスな魅力を感じちゃうなぁ」
「え、ミステリアスって?」
「いや、はい、あの松下さんの…」
するとやや興奮気味な表情を浮かべながら続けてきた。
そんな想いと感情の昂ぶりと揺らぎがそう今の私の心を波立たせ、騒つかせてくる。
もちろん直ぐにどちらを選択するのか?
という展開ではないのではあるのだが…
どちらも私にとっては色々な意味で欠かせない、無くせない、失くしたくはない大切で重要な存在なのではあるのだが…
だが…
心の奥深くではもう答えはわかっているのかもしれない…
そんな想いをふと、心に思い巡らせながらステーキ店を訪れる。
すると…
「いやぁ、あの松下さんという秘書さんは、なんていうか、さすがにミステリアスないいオンナですねぇ」
と、入江くんはステーキ店の個室に入り、ビールジョッキを交わすや否や、そう言ってきたのだ。
「え、ミステリアスって?」
私は思わずそう問い返す…
いいオンナという評は分かるのだが、ミステリアスという単語に引っ掛かったのだ。
「あ、そうなんですか、大原常務は本社での彼女の都市伝説的な噂は知らないんですね?」
すかさず入江くんがそう応えてきた。
「え、彼女、松下くんの都市伝説的って?」
私の興味は一気に高まる。
「はい、うーん、そうなんですよ…」
「何だ、入江くん教えてくれよ」
私は興味津々に問うた。
「あ、はい、実は……」
それは本社での律子の存在の不自然さと、疑問、疑惑的な噂であった。
(P2343〜『秘書の秘密』を参照下さい)
「ふーん、なるほどなぁ…」
私は思わずそう呟いた。
「え?、大原常務もご存知なかったんですか?」
と、入江くんは少し驚いた感じで訊き反してくる。
「あ、いや、う、うむ…」
なんとなく、ここは咄嗟に知らぬフリを決めておこうと思ったのだ。
「あ、いや、うん、実は彼女の存在は知らなかったんだよ…
ただ、山崎専務からの推薦だけとは訊いてはいたんだがね…」
と、私はトボケる。
「えー、そうだったんですかぁ」
改めて驚いた感じになった。
「いやぁ、だとしたら、あながち山崎専務の秘蔵っ子という説は否定できないなぁ?」
「うむ、確かにそうだなぁ…」
と、私はある程度に入江くんに合わせる。
「あぁ、ますますミステリアスな魅力を感じちゃうなぁ」
「え、ミステリアスって?」
「いや、はい、あの松下さんの…」
するとやや興奮気味な表情を浮かべながら続けてきた。

