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シャイニーストッキング
第20章 もつれるストッキング4 律子とゆかり

171 妖艶な律子
「いや、はい、あの松下さんの…」
すると入江くんは、やや興奮気味な表情を浮かべながら続けてくる…
「いやぁ、そんな本社での都市伝説的な噂話プラスにあの美人さ、あ、いや、あのなんともいえない魅惑的な、ううん、妖艶さともいえる様なあの艶気のある美人さんですよぉ…」
入江くんは、律子の姿を脳裏に思い浮かべている様な目で宙を見つめながらそう言ってきた。
確かに律子の、あ、いや、さっきまでの入江くんに応対していた常務秘書然としていた律子の常務室での佇まいと雰囲気は正に、妖艶さともいえる様な美しさがあった…
と、私はその入江くんの言葉を聞きながらそう思い返す。
そして入江くんからの電話が着信するまでの私と淫れ、乱れていた痴態といえるあの激しかった律子の喘ぎ声と艶やかな姿が一瞬にして私の脳裏に浮かんできたのだ…
『あの電話が無かったら、もしかしたら律子のナニかが変わったかもしれない…』
それにそんな想いの心からの声が、そう囁いてくるのだ。
確かに、あ、いや、あの常務室で私を求めてきた律子という存在感自体がいつもとは確実に違っていた…
そう、いつもの、昼間の秘書然とした、いや、より秘書という存在感を強く自覚をし、必死に自分の心の想いを押し殺して自身を律し、演じているであろういつもの律子、つまりは昼間の律子とは確実に違っていたのである。
かといって夜の律子とも違うような、いや、確実に違っていた…
その姿は今まで見た事も感じた事もない違う律子、いいや、まるで別人の律子。
そしてその律子が、私に抱かれ、いや、自ら私を求め、激しく淫れ、乱れ…
そう、その淫れた痴態の痴艶の快感の絶頂感によりまるでそれまでの自分自身を壊そうとさえしているかの様に感じられた。
いや、間違いなく壊れ、壊そうとしていたのだ…
そして壊れる寸前でもあったのだ。
だが、それはこの入江くんからの偶然のタイミングでの電話着信により未然に止められてしまったのである…
「でも大原常務はよく…」
と、私の一瞬のそんな思考の逡巡の想いを入江くんのこの言葉により遮られた。
おそらく彼のその問い掛けに近い言葉は…
『よくあんな美人秘書と一緒にいて我慢できますね?』
という意味が込められ、そしてそうも伝わってきたのである。
「いや、はい、あの松下さんの…」
すると入江くんは、やや興奮気味な表情を浮かべながら続けてくる…
「いやぁ、そんな本社での都市伝説的な噂話プラスにあの美人さ、あ、いや、あのなんともいえない魅惑的な、ううん、妖艶さともいえる様なあの艶気のある美人さんですよぉ…」
入江くんは、律子の姿を脳裏に思い浮かべている様な目で宙を見つめながらそう言ってきた。
確かに律子の、あ、いや、さっきまでの入江くんに応対していた常務秘書然としていた律子の常務室での佇まいと雰囲気は正に、妖艶さともいえる様な美しさがあった…
と、私はその入江くんの言葉を聞きながらそう思い返す。
そして入江くんからの電話が着信するまでの私と淫れ、乱れていた痴態といえるあの激しかった律子の喘ぎ声と艶やかな姿が一瞬にして私の脳裏に浮かんできたのだ…
『あの電話が無かったら、もしかしたら律子のナニかが変わったかもしれない…』
それにそんな想いの心からの声が、そう囁いてくるのだ。
確かに、あ、いや、あの常務室で私を求めてきた律子という存在感自体がいつもとは確実に違っていた…
そう、いつもの、昼間の秘書然とした、いや、より秘書という存在感を強く自覚をし、必死に自分の心の想いを押し殺して自身を律し、演じているであろういつもの律子、つまりは昼間の律子とは確実に違っていたのである。
かといって夜の律子とも違うような、いや、確実に違っていた…
その姿は今まで見た事も感じた事もない違う律子、いいや、まるで別人の律子。
そしてその律子が、私に抱かれ、いや、自ら私を求め、激しく淫れ、乱れ…
そう、その淫れた痴態の痴艶の快感の絶頂感によりまるでそれまでの自分自身を壊そうとさえしているかの様に感じられた。
いや、間違いなく壊れ、壊そうとしていたのだ…
そして壊れる寸前でもあったのだ。
だが、それはこの入江くんからの偶然のタイミングでの電話着信により未然に止められてしまったのである…
「でも大原常務はよく…」
と、私の一瞬のそんな思考の逡巡の想いを入江くんのこの言葉により遮られた。
おそらく彼のその問い掛けに近い言葉は…
『よくあんな美人秘書と一緒にいて我慢できますね?』
という意味が込められ、そしてそうも伝わってきたのである。

