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シャイニーストッキング
第5章 黒いストッキングの女4     部長大原浩一
 59 熱い夜 ⑧

 ああっ、部長ぉ、合格よぉ…

 わたしはその快感に完全に脱力してベッドの上で弛緩してしまったのだ。

「ああんっ、あぁ…」
 そして大原部長はその勢いのままに左脚のヒールを脱がし、左の爪先もしゃぶってきた。
 まるで爪先がクリトリスになったかのようであった、しゃぶられる快感がジンジンと子宮を疼かせてくる。
 そしてその疼きは本当のクリトリスと連動したかのように子宮を蕩かしてきたのだ。

「あっ、あん、だ、ダメぇ、あっ……」
 なんと、わたしはそのまま全身を激しく震わせ、爪先しゃぶりの愛撫だけで絶頂を迎えてしまうのである。

「あうんっ、イッ、イクぅぅぅ…………」
 その絶頂感は数日前の眠れない夜に、和哉から、後輩のキーちゃんこと貴恵、そしてその連想の流れのままにゆかり課長を最後に思い浮かべての自慰行為をしてしまった時の、クリトリス弄りから迎えた絶頂感と同じような快感であった。
 脚の爪先が、この異常な興奮と子宮の昂ぶりにより、クリトリス並みに敏感になってしまったのではないかと思われるのである。

「はぁぁぁ……」
 部長はそんなぐったりと絶頂感による弛緩をしているわたしを眺めながら、自らの上着やスラックスを脱いでいき、トランクス一枚の姿になって再びわたしの爪先をしゃぶってきたのだ。

「はぁっ、んんっ」
 再び子宮がジンジンと疼いてくる、わたしはその疼きと快感に堪らず身悶えしてしまう。

「堪らない脚だ、いや、ストッキングだ、私は前から堪らなかったんだよ」
「はぁぁ…」
「前からこうしたかったんだよ…」
 そんな言葉だけでも、子宮が悦びの反応をし、疼きを増してくるのだ。

「はぁ、ううん…ああ」
 わたしは再び昂ぶってきていた。
 そして部長は右のストッキングの爪先をしゃぶり続けながら、左手で、まるでストッキングの肌触りを愉しむかのように左脚を撫でて上げてくる。
 その2年振りの脚の愛撫が堪らない快感でもあった。

「うん、脚が濡れてきた…」

 ああ、あの時のゆうじと同じ言葉だ…
 その言葉にも心が震えてしまう。
 そしてようやく爪先を離すと、部長はゆっくりと顔を上げてわたしの喘いでいる顔を見つめてきたのだ。

「まさか、こんな夜が来るとは…」
 多分これは独り言であろう、そう呟き、唇を寄せてきたのである。

 熱い夜は終わらない…



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