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シャイニーストッキング
第5章 黒いストッキングの女4     部長大原浩一
 65 熱い夜 ⑭

 美冴は瞬く間に3度目の絶頂を迎えたのだ。
 1度目は爪先をしゃぶっただけで、2度目は指先でクリトリスを弄り、3度目はほんの少し舌先でクリトリスを舐めただけなのに、あっという間に3度も絶頂を迎えてしまったのである。

「はぁ、はぁ、はぁ、ふぅ、ふぅぅ…」
 美冴はそんな続けざまの3度の絶頂感で息を荒げ、うつ伏せ気味に横になっていた。
 私はこの痴態を見て、ようやく怒張がズキズキと激しく猛り始めてきたのだ。
 そして自らトランクスを脱ぎ、美冴の目の前に怒張を導いていく。
 すると息を荒げながらも私の怒張を掴んできたのだ。

「2年振り…」
 それは私に言ったのか、独り言なのか、微妙に判断しかねる小さな声で呟いたのである。

 そうか、2年間か…
 恐らく、その間ずっと喪に服し欲望を抑制していたということなのであろう、と、私は考えていた。

 だからこそ、余計、こんなに敏感なのだろう…

 そして美冴は掴んだ私の怒張をジィッと見つめた後に、自らの口元へと導いていったのだ。

「はう…」
 美冴が唇を開き、猛った怒張を含む。

 ブチュ、ピチャッ、ジュルル…
 美冴の2年振りのフェラである。

「あ、ああ…」
 美冴は感慨深げに吐息を漏らす。
 その唇の感触は気持ちよく、堪らない快感である。

「あ、う…、2年…振りなのか…」
 私はそう訊くと、美冴はしゃぶりながら頷いた。
 その2年振りのフェラは快感であり、亀頭が蕩けてしまいそうな程のフェラテクニックであるのだ。

 ジュボッ、ブチュ、ジュルル…
 心なしか美冴のしゃぶる表情が高揚しているように見える気がする。

「ああ、気持ちいいよ…」
 そう呟き、しゃぶられたまま仰向けになる、そして美冴が上になった。
 それにしても気持ちよく、蕩けてしまいそうであった。
 
 感度がよくて弄り甲斐があり、美しいフェチ的な魅力の脚を持ち、そしてこのフェラテクニックである、私はこんな美冴にすっかり魅了されてしまっていたのだ。

 ジュバッ、ジュボッ、ジュルル…

 しかし、美冴のフェラテクニックをゆっくりと味わっている暇はなかったのだ、つまりフェラテクニックがすごいということは私の快感に繫がるということであり、それにより私の射精感の昂ぶりが増してきているということなのである。

 あ、ヤバい、まずい…




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