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シャイニーストッキング
第22章 ほつれるストッキング 1 佐々木ゆかり
28 化粧直し…
そうなのだ――
今さら、隠すなんて…
それは、律子だけではなく…
ゆかり…
美冴…
これら三人からは、すべて見抜かれてしまい、とても、隠せる訳ごないのだ。
この三人は…
凛として、優秀で、そして、美しくて…
それくらい素晴らしい女性達なのだ。
それら、三人を相手にしているんだ…
いや…
今となっては、相手にしてもらっている…
なのかもしれない。
「あ、え…と……」
「うん、どうした」
「は、はい、すいません、少し、お化粧直ししてきてもよろしいですか?」
「あ、うん、構わんよ」
「はい、じゃ、少し、失礼します」
律子は、そう断りを入れ、常務室を出ていった。
「ふぅぅ…」
私は、そんな律子の様子を、珍しく感じてしまう。
あ、いや…
そもそも、律子は、なぜ…
今夜の酒宴の参加を、断らなかったのだろうか――
私のスケジュールは、すべて、律子が管理しているし、それが、秘書の役目…
だから、律子がひとこと…
『予定がある…』
と、そう、嘘をつけば、不参加の大義名分になったのに――
私は、てっきり、断わるものと、思っていた。
なぜなら、律子にしてみたら、もう…
昨日以降…
ゆかりや美冴とは、直接、関わることに意味がない…はず、なのだから。
いや、関わりたくないと、思われる――
だこど、昨日、意外にあっさり、参加を受けた…
そして、越前屋からの誘いとはいえ、律子自身も参加することになった。
私的には…
自分の優柔不断さから、一人よりは、律子というストッパーの存在が必要だから、との、昨日の受諾の意味だったのだが…
いったい、律子の考えが…分からない――
でも、ゴルフという、本当の予定が出来たから…
ある程度したら、逃げられる。
それに、昨日、昨夜の…
ゆかりと美冴との、対峙のわだかまりは、心にシコりとなっているから…
本音も、早目に逃げたい…
いや、逃げるに越したことが、ないはずだから。
「すいません、戻りました…」
そこに現れた律子は、さっきのスーツ姿なのだが…
纏う空気がまるで違っていた。
それは、銀座のホステス時代の妖艶さと、甘さを漂わせ…
秘書とは、思えない煌びやかさ…
「…………」
目が、逸らせない――
そうなのだ――
今さら、隠すなんて…
それは、律子だけではなく…
ゆかり…
美冴…
これら三人からは、すべて見抜かれてしまい、とても、隠せる訳ごないのだ。
この三人は…
凛として、優秀で、そして、美しくて…
それくらい素晴らしい女性達なのだ。
それら、三人を相手にしているんだ…
いや…
今となっては、相手にしてもらっている…
なのかもしれない。
「あ、え…と……」
「うん、どうした」
「は、はい、すいません、少し、お化粧直ししてきてもよろしいですか?」
「あ、うん、構わんよ」
「はい、じゃ、少し、失礼します」
律子は、そう断りを入れ、常務室を出ていった。
「ふぅぅ…」
私は、そんな律子の様子を、珍しく感じてしまう。
あ、いや…
そもそも、律子は、なぜ…
今夜の酒宴の参加を、断らなかったのだろうか――
私のスケジュールは、すべて、律子が管理しているし、それが、秘書の役目…
だから、律子がひとこと…
『予定がある…』
と、そう、嘘をつけば、不参加の大義名分になったのに――
私は、てっきり、断わるものと、思っていた。
なぜなら、律子にしてみたら、もう…
昨日以降…
ゆかりや美冴とは、直接、関わることに意味がない…はず、なのだから。
いや、関わりたくないと、思われる――
だこど、昨日、意外にあっさり、参加を受けた…
そして、越前屋からの誘いとはいえ、律子自身も参加することになった。
私的には…
自分の優柔不断さから、一人よりは、律子というストッパーの存在が必要だから、との、昨日の受諾の意味だったのだが…
いったい、律子の考えが…分からない――
でも、ゴルフという、本当の予定が出来たから…
ある程度したら、逃げられる。
それに、昨日、昨夜の…
ゆかりと美冴との、対峙のわだかまりは、心にシコりとなっているから…
本音も、早目に逃げたい…
いや、逃げるに越したことが、ないはずだから。
「すいません、戻りました…」
そこに現れた律子は、さっきのスーツ姿なのだが…
纏う空気がまるで違っていた。
それは、銀座のホステス時代の妖艶さと、甘さを漂わせ…
秘書とは、思えない煌びやかさ…
「…………」
目が、逸らせない――

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