この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
シャイニーストッキング
第22章 ほつれるストッキング 1 佐々木ゆかり
27 山崎専務からの誘い
「はい、大原常務室です…
あ、おじ…あ、すいません…」
間もなく、午後五時…
その電話は、どうやら山崎専務かららしい。
「はい、少々お待ちください」
「うん…」
私は、その律子の受け答えで分かった。
「はい、大原です」
「突然で申し訳ないんだが、松下副社長から急にゴルフの誘いが来てな…」
「はい、ゴルフですか」
受け答えながら、律子へ目配せする。
「うん、明日、土曜日なんで悪いんだが、空いているかな?」
「あ…はい、明日、空いております…」
「………」
律子は、黙って頷く。
「せっかくの休日なのにすまないな…」
「あ、いや、とんでもないです、喜んでお供させてください」
例え、予定が入っていたとしても、現時点で、松本副社長からの誘いは…
絶対に断れない。
「そうか、うん、松本副社長直々の君への指名だからさ…」
「はい、喜んで…」
「……じゃ、そういうことで、明日な…」
「はい、失礼します」
私は、電話にも関わらず、深々とお辞儀をし、電話を切った。
「明日、ゴルフになった」
「はい、かしこまりました」
「朝…うーんそうだな、六時半に迎え頼んでおいてくれないか」
「はい、手配しておきますね」
「あぁ、よろしく頼むよ…
明日こそは、ハイヤー使わないとな…」
そう、山崎専務から、ハイヤー使用は、厳命されているのだ。
「そうですね」
「あ、そうだ、今夜は…」
「あ、はい…
いちおう、六時に迎えを手配しています…」
「うむ…」
そう、今夜は、新規プロジェクト企画メンバーの、決起飲み会。
昨日の、ゆかり達との対峙を経ての、昨夜の、美冴との、予想だにしなかった逢瀬があり…
いちおう、美冴から、なんとかゆかりとの間を取り成してくれるとは言われたのだが…
やはり…気が重い。
「六時半開始みたいなので、少し遅れての方が、良いかな…と」
「あ、うん、そうだな…」
そう頷きながら、律子を見る。
「………」
すると、逸れずに見返してきた。
「あ、でも、ゴルフになっちゃったから…」
早目に帰る…
いい、言い訳がてきたかも――
「…ですね…」
すると、まるで私の考えなど、すべてがお見通し…
いや…
とても、隠せやしない――
「はい、大原常務室です…
あ、おじ…あ、すいません…」
間もなく、午後五時…
その電話は、どうやら山崎専務かららしい。
「はい、少々お待ちください」
「うん…」
私は、その律子の受け答えで分かった。
「はい、大原です」
「突然で申し訳ないんだが、松下副社長から急にゴルフの誘いが来てな…」
「はい、ゴルフですか」
受け答えながら、律子へ目配せする。
「うん、明日、土曜日なんで悪いんだが、空いているかな?」
「あ…はい、明日、空いております…」
「………」
律子は、黙って頷く。
「せっかくの休日なのにすまないな…」
「あ、いや、とんでもないです、喜んでお供させてください」
例え、予定が入っていたとしても、現時点で、松本副社長からの誘いは…
絶対に断れない。
「そうか、うん、松本副社長直々の君への指名だからさ…」
「はい、喜んで…」
「……じゃ、そういうことで、明日な…」
「はい、失礼します」
私は、電話にも関わらず、深々とお辞儀をし、電話を切った。
「明日、ゴルフになった」
「はい、かしこまりました」
「朝…うーんそうだな、六時半に迎え頼んでおいてくれないか」
「はい、手配しておきますね」
「あぁ、よろしく頼むよ…
明日こそは、ハイヤー使わないとな…」
そう、山崎専務から、ハイヤー使用は、厳命されているのだ。
「そうですね」
「あ、そうだ、今夜は…」
「あ、はい…
いちおう、六時に迎えを手配しています…」
「うむ…」
そう、今夜は、新規プロジェクト企画メンバーの、決起飲み会。
昨日の、ゆかり達との対峙を経ての、昨夜の、美冴との、予想だにしなかった逢瀬があり…
いちおう、美冴から、なんとかゆかりとの間を取り成してくれるとは言われたのだが…
やはり…気が重い。
「六時半開始みたいなので、少し遅れての方が、良いかな…と」
「あ、うん、そうだな…」
そう頷きながら、律子を見る。
「………」
すると、逸れずに見返してきた。
「あ、でも、ゴルフになっちゃったから…」
早目に帰る…
いい、言い訳がてきたかも――
「…ですね…」
すると、まるで私の考えなど、すべてがお見通し…
いや…
とても、隠せやしない――

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


