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シャイニーストッキング
第22章 ほつれるストッキング 1        佐々木ゆかり
 29 8月22日午後6時30分

「それでは、大原常務はもう少し遅れますので、まずは佐々木室長からご挨拶お願いします」
 越前屋さんの仕切りにより、始まりを告げる――

「はい……」

 いちおう、わたしが左側と、後から来る彼、大原常務が右側と、二人が上座に、並んで座り…

 この越前屋さんの叔母さんのお店の宴会場は…
 お座敷に、椅子、テーブルを配置するタイプであり、正座は避けられた。

 そして、座席は、両側、縦、真ん中と三列を作り…
 わたしから見て右側と真ん中に、新プロジェクトメンバーが十人ずつ…
 左側、上座からコールセンター部の四人プラス、プロジェクトメンバーの残りが座るという配置とした。

 そして、問題の松下常務秘書には、いちおう彼のすぐ右手上側に座ってもらう事にした…
 『いちおう、面識あるわたしがぁ、隣の方がよいかなぁってぇ…』
 と、越前屋さんが話してきた。
 そして、次に武石健太と伊藤敦子の二人が、お店側との連絡係を兼ねる、とのこと。

『お願いしますね…』
 そんな座席の配置には異論はないのだが…
 否が応でも、松下秘書が視界に入り、それだけが憂鬱であった。

『あの秘書は、わたしに任せて…』
 だが、そんなわたしの想いを察知してくれてるであろう、美冴さんが…
 そう、すかさず言ってくれてきた。

『それに、少ししたら健太や杉山くんにも絡ませちゃうから…』
 と、松下秘書への包囲網を囲んでくれるとも、言ってきた。

『ほら、杉山くんがソワソワしてるから…』
 どうやら美冴さんには、杉山くんの事までも、手に取る様にわかるみたい。

「……え、まずは、皆さんお疲れさまです…」

 ――この新プロジェクト企画はお盆休み明けから本格的にスタートをし、そして約一週間が経ちました。
 でも、まだ始まってわずかな時間ではありますが、一番の懸念であった『システムプログラム』の懸念が、早々と、不参加であります、プログラマーの中島さんとここにいる蒼井さんによって、かなりいい感じに進捗しまして――

「……とりあえず、以上です」
 手短に挨拶を終わらせ…

「佐々木室長、そのまま乾杯もお願いしますぅ」

「じゃ、来週から頑張りましょう…
 カンパーイ…」
 酒宴が始まる。

 だが、わたしが穏やでいられたのは…
 この二人が、まだ不在の時までだった――



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