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シャイニーストッキング
第22章 ほつれるストッキング 1        佐々木ゆかり
 104 オンナの意地

 あ、堅く、熱くなってきたわーー

 ジュボ、ジュル…

 唇の中で、浩一さんの怒張がゆっくりと熱を帯び、脈打ち、堅く甦ってきた。

 だけど、まだ、いつもの堅さの半分位であろうか?…

 ジュボ、ジュル…

「………」
 わたしは、舐め、しゃぶりながら浩一さんの顔を見つめ、いや、観察する…
 そして、その表情から、戸惑い、揺らぎ等の、不安の想いが伺い知れる。

 ジュボ、ジュル…

「………」

 不安ーー
 それは、果たして、本当にわたしに赦されたのだろうか?
 という疑念の想い。

 そしてその不安は、当然といえる…
 だけどわたしは敢えて、今夜は、この自身の赦しの意を示すつもりはない。

 なぜなら、これは、わたしからのささやかな抗い、意地悪な想いからの、彼に対するペナルティなのであるから…
 そう、浮気という罪への罰であるから。

 そして今夜の、わたしのこの想いの意味を、しばらくは、しみじみと考えさせ、悩ませたいからーー

 どうせまた、あの松下秘書と…
 いや、あの美しく、魅力溢れる彼女が秘書でいる限り、浮気という衝動がを我慢できる筈がない。

 それは、女のわたしでも分かるーー

 だけど、こうして彼の心の中に、常にわたしという存在がいる限り…
 本気ではなく、あくまでも浮気となる筈なのである。

 いや、そうさせたいが為の…
 楔という意味での、この不安のわだかまりであるのだ。

 だから敢えて、はっきりとはさせずに、ううんと、ずうっと、もやもやと…
 浩一さんを悩ませ続けたい。

 悩み続ければ、それだけ、わたしの存在感は消えない筈だからーー

 だから…
 こうして、突然の、わたしからのフェラなのである。

 だって、彼からしてみれば…
 きっとこのフェラは、意味不明であろうから。

 あともう一つ…
 絶対に射精させたい、出させたい、ううん、このわたしの唇で必ず出させなくちゃ…
 しゃないと、わたし自身の心の治まりが、付かないから。

 だから、何が何でも出させる……

 それが、わたしの、オンナの意地でもあるからーー
 

 
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