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シャイニーストッキング
第5章 黒いストッキングの女4     部長大原浩一
 81 勿体ない

「そ、そうか、そ、それより昨夜の…」
私は昨夜のダメ押し的にシャワールームに突然乱入し、いきなり後ろから抱いた事を謝った。

「本当にすまなかった、つい…」
 つい…このまま終わりでは勿体なく思ってしまい…
 と、正直に伝えたのだ。

「わたしは嬉しかったんです…」
「えっ」 
 それは予想外の言葉であったのだ。

「勿体ない…も、もちろん嬉しいですけど、あのシャワールームで抱かれた事が本当にわたし自身のこれからの為の後押しに感じられて…」
 本当に嬉しかった…
 と、云ってきた。
 そしてそう云う美冴の表情が、また、再び濡れた艶を放ってきたのである。

 うっ…
 私はその表情を見てドキンッと昂ぶりを感じてしまう。
 そしてまた下半身が疼き出してしまうのだ。

「勿体ないの…」
 美冴はそう囁きながらベッドの上を這うように四つん這いをして、私ににじり寄ってきたのである。

 おっ、おい、なんて艶気を放ってくるのだ…
 その美冴の表情に、その濡れた瞳に、すっかりと心を魅了され、魅せられてしまう。

「うふ…」
 また勃起ってる…
 美冴は四つん這いでにじり寄り、私の股間の状態に気づき、そんな目を向けて語り掛けてきた。

「あっ、いや…」
 すっかりその目に魅了され言葉が出ない。

「わたしも勿体ない…かも」
 そう囁くと、スッと股間に手を伸ばし、トランクスの脇の隙間に指先を入れ、脈打つ怒張を引っ張り出してきたのである。

「うふ、すごい…」
 そう呟いた瞬間、怒張を唇に含んだのだ。

 ジュボ、ジュブ、ジュルル…
 亀頭を舌先でキャンディを舐めるかのように絡め付け、右手で肉茎を軽く握り上下動を繰り返す。

「おっ、おい、あ、あぁ…」
 融けて無くなってしまうような快感が湧いてくる。

 ジュボ、ジュブ、ジュルル…
 そのフェラテクはゆかりや律子ともまた微妙に違う快感を生んでいるのだ。
 唇で亀頭全体を微妙な加減で覆い、舌先で絡め付け、肉茎を握っている親指と人差し指で輪を形づくっている両指が上下動する際に微妙な加減で亀頭のカリに当たってくるのである。
 これが堪らない快感を生んでくるのだ。

「あっ、うう…」
 そのフェラテクに瞬く間に射精の疼きが湧き起こり、美冴の口の中で微妙に快感の震えをし始めていた。

 ま、まずい、このままでは…



 
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