この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
シャイニーストッキング
第6章 黒いストッキングの女5 課長佐々木ゆかり
12 酩酊
「うーん、なんか忙しくなりそうでワクワクしちゃうなぁ」
これは本音であった。
「じゃあ杉山くんの営業のお祝いで乾杯しよう」
「は、はいっ」
「あ、あと、童貞に乾杯」
「えー、課長ってそんなキャラだったんすかぁ」
わたし達は焼き鳥屋で乾杯をし、前祝い的な祝杯を交わした。
この杉山くんのなんとなくかわいい、人懐っこい笑顔にわたしの心も和んでいくのだ、そして何故か杉山くんに、そんなキャラだったんすか、と突っ込まれる位にテンションが上がっていたのである。
それに久しぶりの焼き鳥とレモンサワーが美味しかったのだ。
また連日の暑さと疲れもあった、いつもより早めに酔いが回ってきていた。
「ねぇ、シロウト童貞ってことはさぁ、つまりさぁ…」
「はい、あれっす、風俗っす」
「あら、まあ、そうなんだぁ」
下ネタが止まらなくなっていた。
「あっ、これはセクハラかな」
「いや、大丈夫っす」
「あ、それとも女上司のパワハラかぁ…」
「いや、違いますよ」
久しぶりの楽しいお酒であった。
でも、疲れのせいか突然に睡魔が襲ってきたのだ。
やばい、眠い…
「ふ…………………」
なんとわたしは、焼き鳥屋で寝落ちしてしまったのである。
「はぁ、ふうぅ…」
誰かが暗闇の中でわたしの脚に顔を寄せている気配がした。
なんとなく夢の中に漂っている様な感じである。
えっ、脚の匂いを嗅いでいるの…
脚に息がかかる。
「はぁ、はぁ、はぁ、うう」
シュッ、シュッ、シュッ…
規則的な衣擦れみたい音と、息遣いが聞こえてくる。
「はぁ、はぁ、はぁ、あっ、う、うううっ」
衣擦れみたい音が止まり、ため息の様な吐息が聞こえた。
カサカサ…
えっ、なに、紙の音
だが、また再び、意識が陥ちていった…
「……………はっ」
目が覚めた。
えっ、ここは………どこ…
周りを見渡す。
えっ、ツインルーム、えっ…
わたしはホテルのツインルームのベッドで寝ていたのである。
あっ…
そして隣のベッドには杉山くんがイビキをかいて寝ていたのだ。
えっ、ま、まさか、やってしまった…
驚きと共に意識が急激に覚醒をし、そして頭痛が襲ってきた、だが、その頭痛のおかげで徐々に記憶も覚醒してくる。
ま、まさか…
「うーん、なんか忙しくなりそうでワクワクしちゃうなぁ」
これは本音であった。
「じゃあ杉山くんの営業のお祝いで乾杯しよう」
「は、はいっ」
「あ、あと、童貞に乾杯」
「えー、課長ってそんなキャラだったんすかぁ」
わたし達は焼き鳥屋で乾杯をし、前祝い的な祝杯を交わした。
この杉山くんのなんとなくかわいい、人懐っこい笑顔にわたしの心も和んでいくのだ、そして何故か杉山くんに、そんなキャラだったんすか、と突っ込まれる位にテンションが上がっていたのである。
それに久しぶりの焼き鳥とレモンサワーが美味しかったのだ。
また連日の暑さと疲れもあった、いつもより早めに酔いが回ってきていた。
「ねぇ、シロウト童貞ってことはさぁ、つまりさぁ…」
「はい、あれっす、風俗っす」
「あら、まあ、そうなんだぁ」
下ネタが止まらなくなっていた。
「あっ、これはセクハラかな」
「いや、大丈夫っす」
「あ、それとも女上司のパワハラかぁ…」
「いや、違いますよ」
久しぶりの楽しいお酒であった。
でも、疲れのせいか突然に睡魔が襲ってきたのだ。
やばい、眠い…
「ふ…………………」
なんとわたしは、焼き鳥屋で寝落ちしてしまったのである。
「はぁ、ふうぅ…」
誰かが暗闇の中でわたしの脚に顔を寄せている気配がした。
なんとなく夢の中に漂っている様な感じである。
えっ、脚の匂いを嗅いでいるの…
脚に息がかかる。
「はぁ、はぁ、はぁ、うう」
シュッ、シュッ、シュッ…
規則的な衣擦れみたい音と、息遣いが聞こえてくる。
「はぁ、はぁ、はぁ、あっ、う、うううっ」
衣擦れみたい音が止まり、ため息の様な吐息が聞こえた。
カサカサ…
えっ、なに、紙の音
だが、また再び、意識が陥ちていった…
「……………はっ」
目が覚めた。
えっ、ここは………どこ…
周りを見渡す。
えっ、ツインルーム、えっ…
わたしはホテルのツインルームのベッドで寝ていたのである。
あっ…
そして隣のベッドには杉山くんがイビキをかいて寝ていたのだ。
えっ、ま、まさか、やってしまった…
驚きと共に意識が急激に覚醒をし、そして頭痛が襲ってきた、だが、その頭痛のおかげで徐々に記憶も覚醒してくる。
ま、まさか…