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シャイニーストッキング
第6章 黒いストッキングの女5     課長佐々木ゆかり
 35 朝の痴態

 わたしはストッキングを破り、バイブを手に掴み、一心不乱に前後に動かしていく。

 ニュチュ、ヌチャ、ニュチュ、ヌチャ…

「はぁぁん…」

 ヌチャ、ヌチャ、ヌチャ、ヌチャ…

 バイブを前後に動かすと共に腰も動いてしまうのだ、そしてその動きに膣と子宮の快感の蓄積は最高潮に昂ぶってきたのであった。

 ああっ、やっ、イ、イキそう…

 ヌチャ、ヌチャ、ヌチャ、ヌチャ…

「あ、あぁぁぁ……あっ…」
 そして前後に動かした事によりバイブの先が子宮の壁を突いたのだ、それにより絶頂感の波が一気に溢れだしたのである。

 ああっ、イクっ
 ああっ、浩一さんっ…


「ああっ……っくぅぅぅ……」
 脳裏には大原浩一部長の顔を思い浮かべ、全身から汗を噴き出し、絶頂の震えをし、膣が、子宮が、ジンジンと絶頂感の疼きを迎えたのだ。

「はぁ、はぁ…ぁぁ……ん………」
 そしてわたしは絶頂感でぐったりと全身の力が抜けていき、その絶頂の余韻の海に漂いながら寝落ちをしてしまうのである。



「……………はっ…」
 わたしはハッと目が覚める。
 慌てて時計を確認すると、午前7時になろうという時刻であった。

 やばい、寝坊だ…
 わたしは慌てて飛び起きる。

 あっ、なんて…
 そう、股間が破けたストッキングを穿き、その破けた穴にバイブが引っかかってぶら下がり、そして寝汗で全身がしっとりと湿っていたのだ。

 なんて無様な姿なの…
 姿見の鏡でその姿を確認し、昨夜の自慰行為の痴態を想い出したのである。

 もお、恥ずかしいやら情けないやら…
 そう想いながら急ぎシャワーを浴びるのだ。
 そしてシャワーにより意識がはっきりと覚醒してくると共に、子宮のジワジワとした余韻の疼きを感じてきたのである。

 もお、少しくらい彼に逢えないだけで…
 そうなのだ、少し逢えないだけで自慰行為をしてしまうなどとは本当に自分が信じられなかった。

 これが愛、愛情なのだろうか…
 そう想いながら股間に手を触れ、子宮の疼きの余韻を再確認する。
 昨夜はイクにはイケたのだが、やはりバイブはモノであったのだ、無機質であったのだ。
 最近の性感の高まりを自覚すると、やはり、本物には適わなく、本物のあの肉質が欲しいと心から思っていたのである。

 ああ早く逢いたい、浩一さんに抱かれたい…



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