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シャイニーストッキング
第6章 黒いストッキングの女5     課長佐々木ゆかり
 54 オリオン(健太)の独白 ①

 この健太の『オリオン』のあだ名の由来のオリオン座の三つ星の黒子は、なんと健太のチンポの付け根の裏に存在するのである。
 つまりこの健太のオリオンの黒子を見た、知っているという事イコール健太と寝た、セックスしたという事になるのだ。

 だから健太曰く今となってはわたししか知らない、呼ばれない、という事なのである。

「実はゆかり先輩が初めての女なんです…」
 健太は今更ながら8年越しの、衝撃の事実を告白してきたのであった。

「ええっ、そうなのっ」
 わたしはマジで驚いた。

 そしてここからオリオン、健太が、過去を振り返りながら独白してきたのだ…

 …付属からではなく一般受験は偏差値が高くなかなかの難易度である。
 だが僕は親の影響や、当時の世相の流れを受けてこの大学受験を高1の秋から本格的に目指したんです。
 だって『○○ボーイ』って響きが格好良かったし、将来の夢とか別になかったから、逆にいい大学に入っておいた方がいいかなと。
 そして予備校に通い、必死に勉強した。
 周りの友達は部活に彼女にと、高校生活を楽しんでいたんですが、僕にはこの大学に入学するという確固たる目標が新たに出来たんです。
 それは勉強の合間にたまたま見た深夜番組で、この大学のナンパサークルの話しをやっていたから。
 僕はこのテレビ番組を見て衝撃と共に羨望の思いを持ち、そして、嬉しくもあった、何故ならそれは僕の目指している大学のサークルであるから、そしてそのサークル活動の内容が高校生活で出来るのレベルの比ではないからであった。
 だから高校生活を犠牲にして、いや、全てを勉強に費やして何としてもこの大学に入学し、そしてそのナンパサークルに入る、これが新たな完全な目標になったんです。
 そして見事に受験に成功し、そして入学式の日にこのナンパサークルに入る事ができた。

「知ってましたか、男子学生には入部面接試験があるんですよ、ようはナンパサークルだから最低限の見た目、つまりある程度、容姿端麗ではなくちゃダメって事です」
 そして僕は見事に合格し、無事にあの高1の秋からの目標は達する事ができた。
 それにこの面接試験の合格で、自分の容姿がまあまあ行けるとも初めて自覚したのだ。

 そしてその夜の新歓コンパで、初めてゆかり先輩と出会ったんです…




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