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シャイニーストッキング
第6章 黒いストッキングの女5     課長佐々木ゆかり
 78 オリオンの…

 必死に抵抗の身悶えをしていたら、わたしの指先が熱く硬い肉の感触を感じたのだ。

 あっ、これは、オリオンの…
 
 そう指先に触れたのは、熱く猛々しく脈打ち震えている、オリオンというあだ名の由来であるオリオン座の三つ星のホクロのあるチンポであった。
 そしてわたしは無意識にそのチンポを握ったのだ。

「うっ…」
 そのチンポを握った瞬間にオリオンはビクッと腰を震わせ、わたしのクリトリスを弄っていた指先を離したのである。

 よしっ、ここだっ…
 心で葛藤をしていたおかげでイキそうに昂ぶっていた自分の中に少しだけ冷静な自分が存在していたのだ、そしてオリオンが一瞬腰を怯ませた隙にその冷静な自分が命令をした。

 ここだ、今だっ…
 わたしはオリオンの熱く猛々しく脈打つチンポを握りながら一瞬の内に態勢を入れ変えたのだ。
 今度はわたしがオリオンの頭を抱き、右手でチンポを握り、ゆっくりと人差し指を伸ばして亀頭を撫でる。

「ううっ…」
 チンポがそのひと撫ででビクンと大きく震えたのである。

 もしかして…

 そうであった、オリオンは昔は超敏感であり、そして

 超、早漏であったのだ…

 彼のチンポがわたしの手の中でビクビクと震えを起こしている。

「う、あぁぁ…」

 もしかして、この反応は…
 わたしは再び亀頭を撫でると、チンポはビクンと大きく震え、少し身悶えをしてくるのだ。

 8年経っているんだぞ、まさか、まだ…
 そう想いながら硬い肉茎を上下に軽くしごいでみる。

「あっ、ん…」
 オリオンの眉間に皺が寄っていた。

 間違いないかも…
 反応が敏感すぎる。

 間違いない…
 わたしは確信した、そしてオリオンの唇を吸いながらチンポをゆっくりとしごいでいく。

「あ……うう……」
 するとオリオンは、わたしの手の動きに喜悦の喘ぎ声を漏らしてくるのである。
 そして体はまるで力が抜けたかのようにわたしに身を預けてきたのである。

「…………」
 わたしはふと気になり唇を離してオリオンを見ると、彼はまるで憧憬の想いに浸っているかの様な目をして愉悦の表情でわたしを見ていたのだ。
 その目を見て
『ああ姫、姫にようやく再会できた…』
 と、オリオンはさっきわたしを抱き、キスをしながら愛撫してきた時にそう感嘆してきた意味を考える。




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