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シャイニーストッキング
第6章 黒いストッキングの女5     課長佐々木ゆかり
 80 淫靡な三重奏

 よし逆転した、完全にチャンスを掴んだ…
 
「出しちゃダメだよっ」
 オリオンにダメ押しをした。
 そして上下にしごきながら仰向けのオリオンの乳首を唇で弄っていくのである。

「あ、うん……」
 ビクンと身悶えしながら喘ぐ。
 わたしだってアソコを弄られながら乳首を舐められると感じるのだ、オリオンが身悶えするのも無理はない。
 すると手の中にあるチンポの脈打ち方が強くなり、小刻みにブルブルと震えてきたのだ。
 
 限界が近いのね…

「ダメよ、まだ出しちゃダメっ」
 そう簡単にはイカせない、ギリギリまで追い込んで、完全にオリオンを呑み込み、支配するのだ、だからそう簡単にはイカせない。

「は、あ、はい…」
 オリオンの愉悦の苦悶の表情を見ると、快感と苦痛は紙一重なんだなぁ、とよく解る。
 その位に顔をしかめさせ、歪めていたのだ。

 ピチャ、ピチャ、ピチャ…
 乳首を舐める音。

 クチュ、クチュ、クチュ…
 チンポを上下にしごく音。

「あぁぁ…」
 オリオンの漏れる喘ぎ声。

 これらの淫靡な音が奏でる三重奏がわたしの心を淫らに震わせてくるのだ。
 そしてわたしの子宮もジンジンと疼きを止めないでいる。
 だが、今はわたし自身の快感はいらないのだ。
 オリオンを支配するまでは後回しでよい。
 しかし、アソコからは滴る様に愛の蜜が溢れているのを自覚していたのである。

 ダメ、我慢よ、我慢、後で部長に、浩一さんにたっぷりと愛してもらえばよいのよ…
 わたしは必死に自身をそう戒めるのだ。

「あ、ぁぁ…ひ、姫ぇ…」
 手の中のチンポの震えが更に激しくなってきた。

「もおっ、まだダメだからね、我慢してっ」
 そう囁きながらも、一旦手の動きを止めたのだ。

 このまでは出ちゃいそうだからね…
 一時休息を入れる。

「はぁぁ…」
 するとオリオンは安堵の吐息を漏らすのだ。

「もお、昔と一緒で相変わらず早いんだからぁ、年上のお姉さんにモテてるんでしょう」
 こんなんでお姉さん方を満足させられているのか、とわたしは続ける。

「あ、はぁ、数で攻めてますから」
 苦笑いしながらそう応えてきた。

「ええー、何回もするのぉ」
「たいがいは3回はします」
「そ、そうなんだ…」

 わたしはどちらかといったら充実した1回がよい、そう思う。
 





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