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シャイニーストッキング
第6章 黒いストッキングの女5     課長佐々木ゆかり
 84 8年分の想い

「ひ、姫ぇ………」
 さすがに限界がきていた、だが、まだこれで許さない。

「ダメよ、まだ出しちゃダメぇ」
 再び唇を離す。

「はぁ、はぁ、はぁ…」
 息遣いも荒くなっていた。
 心なしか目も潤んでいる様にも見える、それが何となくわたしの母性をくすぐってくるのだが、今のわたしにはその母性の想いはエスの衝動の昂ぶりにつながってしまうのである。

「絶対に勝手に出しちゃダメだからね」
 わたしはみたびしゃぶり始めた。
 チンポの先からは精液とは違う、先走りという透明の液体が溢れ出て、チンポ全体をわたしのしゃぶる唾液と共に濡らせていたのだ。
 今度はわたしは舌先を亀頭に絡め、手でチンポを握り、漏らさない様にゆっくりと、本当にゆっくりと上下に動かしていく。

「あっ、そ、それは、あ、ああん…」
 その亀頭攻めと手の動きはきっと堪らない快感を生むのであろう、オリオンは泣く様な声とも喘ぎともいえない悲鳴を漏らし、ビクビクとチンポを震わせてきたのだ。

 ピチャ、ジュル、ジュボ、ピチャ、ジュル、ジュボ…
 そしてオリオンの三つ星のある裏側のの根元がブルブルと震えてきたのを感じたのだ。
 きっと込み上げてくる精液を必死に留めているのであろう、表情が苦悶の歪みになっている。

「ひ、姫っ、も、もう…」
「もう、らあにぃ」
 もう、なあにとしゃぶりながら聞く。

「も、もう…ゆ、許し…くだ……い…」
 もう許してください、であろう。
 許すも何も、オリオンは何も悪くはないのだ。

 許すかぁ、そこまで言わせた…
 わたしは許す事にする。

 ピチャ、ジュル、ジュボ、ピチャ、ジュル、ジュボ…

 ピチャッ、ピチャッ、ジュルッ、ジュボッ、ピチャッ、ジュルッ、ジュボッ…
 しゃぶるピッチを上げ、握る指に力を込めて上下動を速くした。

「あっ、あっ、あぁぁぁぁ……………」
 それは快感の、絶頂感の喘ぎではなかった、そう、まるで悲鳴であったのだ。

「うわあぁぁっ…………………」
 わたしの口の中で爆発を起こし、全身をのけ反らせ、絶叫した。

 口の中では大量の、そう、それはオリオンの8年越しの熱い想いの籠もった精液が噴き出たのである。

「むむ…」
 ビクビクと痙攣をしながらも、精液を止めなく噴き出してきた。

 これがオリオンの8年分の想いなのだ…






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