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シャイニーストッキング
第1章  和哉
 43 ラブホテル ⑪

 挿入れた瞬間から僕の腰は自然に動き出した。
 オスの本能なのかもしれない、いや、それとも美冴さんのこの肉壺のような性器の膣の壁肉の吸い付くような蠕動(ぜんどう)運動に誘われて、僕のペニスが意識を持ちそれに導かれたのかもしれなかった。
 そのくらいの快感であり、まるでフェラチオされているような吸い付き感とフィット感なのだが、またそのフェラチオの唇と舌の絡み具合とも微妙に違う、なんともいえない最高の快感といえた。

 うわぁ、なんなんだこの気持ちよさはっ…

 「あっ、あぁぁ」
 
 『グチュ、ビシャ、グシュ…』
 腰のピストン運動の度に愛の蜜に濡れた二人の肉同士の摩擦によって溢れ出る淫靡ないやらしい音が鳴ってくる。

 「あんっ、あぁ、か、和哉くぅん、ぁぁ…」
 
 美冴さんが感じてくれてる…

 彼女は肩に手を回し、開いている両脚も僕の腰に絡め付けしがみつくようなカタチとなり、喘ぎ声を漏らしながら僕の唇を求めてきた。
 
 あぁ、挿入れながらのキスヤベぇ…
 抱き合いながらのキスのあまりの快感に心が踊ってしまう。

 「はっ、はっ、はっ、はっ…」
 そして僕は夢中になって腰を振り、自分自身を彼女の一心不乱に肉壺に打ち付けていく。
 動かせば動かす程に快感が増してきて、動きを止められそうになかった。

 「あんっ、あん、ぁぁ、ぁ…」
 「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ…」
 
 ギシッ、ギシッ、ギシッ
 僕の動きが激しくなったのか、腰のピストンに合わせてベッドが軋みだしてきた。

 ああ、気持ちいい、ちんちんが融けちゃいそうだぁ…

 ギシッ、ギシッ、ギシッ…

 「あん、あ、あ、あ、あぁ…」
 「はぁ、はぁ、はあ、はあぁ…」

 彼女の喘ぎ声、僕の荒ぶる息遣い、軋むベッドの音、その三つがシンクロし、このラブホテルの部屋の中に響き渡っていく。
 そして徐々に絶頂の射精感が昂ぶってきていた。

 ギシッ、ギシッ、ギシッ、ギシッ…
 「あん、あん、あ、あ、あぁ…」
 「はぁ、はぁ、はっ、はっ、はっ…」

 や、やばい、ちんちんが、亀頭が、しびれて、融けちゃいそうだぁ…

 ギシッ、ギシッ、ギッ、ギッ、ギッ…
 「あ、あ、あ、あぁ、あぁぁ…」
 「はっ、はっ、はっ、み、美冴さんっ、も、もうっ」
 もう限界が近い。

 「あん、あ、中で、中で出してっ」

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