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シャイニーストッキング
第6章 黒いストッキングの女5     課長佐々木ゆかり
 90 再びの自慰

 いけない情緒不安定気味だわ、少しセンチになっている
 明日も朝イチから会議が続くのだ、早く寝なくては…
 そう想いながら急ぎ寝支度を整え、ベッドへと潜り込む。
 既に午前2時半を過ぎていた。

 寝なくちゃ…

 だが、目を閉じると今日のあの過去の負の遺産の男達、遠藤タカシ、オリオン武石健太、の2人の顔が浮かんでしまうのだ。

 あの遠藤タカシの嫌らしい、わたしの脚を見つめてくる目。
 あの母性をくすぐってくるオリオンこと武石健太の目。
 その2人の目が閉じた目蓋の裏に浮かんでくるのである。

 はあ、今日は突然に色々な事が有り過ぎたのだ…
 そう思った時である。
 
 ズキンッ…
 突然に子宮が疼いたのだ。
 
 あぁ、さっき挿入れてないから欲しくなってきたのか…
 そんな疼きに不惑な想いが湧いてきた。
 そして脳裏には昨夜のバイブでの自慰行為が思い浮かんできたのである。

 ここで眠れなくてウズウズして過ごすなら、サクッとやってスッキリして眠りたい…
 そう開き直り、昨夜のバイブを引っ張り出した。

 ホント、いやらしいカタチ…
 わたしは手にあるバイブをしみじみと眺めてそう思う。

 浩一さんのチンポより少しだけ大きいのよね、そうアイツ、健太のと同じ位だわ…
 そう心で呟きながらバイブにコンドームを被せる。
 そしてパンティを脱ぐと、既に挿入可能な位に濡れていた。

 もお、健太が浮かんじゃったけどもういいわ、サクッと感じたい…
 サクッと感じて早く眠りたかったのである。
 
 ジュル、ジュブブ…

「はぁぁん…」
 ゆっくりと挿入れていくと膣の中に予想以上に快感が広がり、思わず喘ぎが漏れてしまう。
 さっきの健太とはなんだかんだ想いながらも、わたしのプライドが子宮の欲求を押さえていたのであろうが、やはり一度、疼き、感じ、絶頂感を得てしまったからには膣の快感も欲しいのであろう。

 若い頃はクリトリスでイケれば大丈夫だったのに
 そう、浩一さんとの定期的な逢瀬により膣で感じる事を覚えてきたんだわ…
 最近の快感の感度の昂ぶりでそう自覚するのである。

「あぁ…いい…」
 そしてバイブのスイッチを押す。

 ヴィーン、ヴーーーー……
 
 ウィーン、ウィーン、ウィーン…

 ヌチャ、ピチュ、ヌチャ、ピチュ…

「はぁぁ…」





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