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シャイニーストッキング
第1章 和哉
45 二人の時間 ①
次の日美冴のパートは休みであった、しかもこの日から3連休のシフトになっていた。
アルバイトに出勤してきた和哉は朝イチでこのシフト表を確認して気落ちしてしまった。
昨夜何も言ってなかったなぁ、がっかりだ…
今日はパート主婦の朱美とアルバイト女子大生の早苗の二人であった。
朱美は20代後半の主婦で子供が二人いるらしい、見るからに元ヤンキーの雰囲気を醸しだしてはいるのだが、おしゃべりで明るい性格の小柄で愛嬌のあるタヌキ顔だ、もう一人の早苗は普段は都内の大学に通っているのでほぼ週末に働いている、20歳のごく普通なお嬢様タイプの感じといえる。
比較的無口で奥手の和哉は、普段からこの二人に自分から仕事以外には殆ど話し掛けたことはないのだが、二人とも明るくておしゃべりタイプなのでよく話し掛けられたり、話してる内容を聞いてある程度の情報は得ていた。
しかし一緒に仕事をする上での和哉にとって一番大切なことはこの二人のストッキング脚であるが、この二人のどっちのストッキング脚もタイプではなく、普段から穿いている色、材質、そして穿いている脚のカタチや、放ってくる光沢や色艶が和哉のフェチ心をそそってはこないのだ、だから楽しみも少なく余計に気落ちしてしまう。
「なんかぁ、今日の和哉くん、雰囲気変わった感じがするぅ、何かあったぁ?…」
女子大生の早苗が休憩に入り、朱美と二人になった時にそう話し掛けてきた。
「えっ、雰囲気って…」
「うーん、何だろう、でもぉ、なんとなくそんな感じしてぇ…」
「そうですかぁ、でも何もないし…」
その会話はそこで終わったのだが確かにそう言われた。
しかし本当は何かはあったといえるのだ、一昨日から昨夜にかけて和哉にとっては想像もしたことがない激動の体験をしていたのだ。
夢のようでもあった、だが、確かに現実なのだ。
自分自身は何も変わった気がしないが、他人からみるときっと何かが変わったのかもしれない。
それは男になったのだから…
昨夜、和哉は確実に男になった、大きな体験をした、そしてこれから美冴との新しい関係が始まっていくのだ。
男としてこれで変わらない訳がない。
二人の時間は動き出し、始まった…
…はずだった。
次の日美冴のパートは休みであった、しかもこの日から3連休のシフトになっていた。
アルバイトに出勤してきた和哉は朝イチでこのシフト表を確認して気落ちしてしまった。
昨夜何も言ってなかったなぁ、がっかりだ…
今日はパート主婦の朱美とアルバイト女子大生の早苗の二人であった。
朱美は20代後半の主婦で子供が二人いるらしい、見るからに元ヤンキーの雰囲気を醸しだしてはいるのだが、おしゃべりで明るい性格の小柄で愛嬌のあるタヌキ顔だ、もう一人の早苗は普段は都内の大学に通っているのでほぼ週末に働いている、20歳のごく普通なお嬢様タイプの感じといえる。
比較的無口で奥手の和哉は、普段からこの二人に自分から仕事以外には殆ど話し掛けたことはないのだが、二人とも明るくておしゃべりタイプなのでよく話し掛けられたり、話してる内容を聞いてある程度の情報は得ていた。
しかし一緒に仕事をする上での和哉にとって一番大切なことはこの二人のストッキング脚であるが、この二人のどっちのストッキング脚もタイプではなく、普段から穿いている色、材質、そして穿いている脚のカタチや、放ってくる光沢や色艶が和哉のフェチ心をそそってはこないのだ、だから楽しみも少なく余計に気落ちしてしまう。
「なんかぁ、今日の和哉くん、雰囲気変わった感じがするぅ、何かあったぁ?…」
女子大生の早苗が休憩に入り、朱美と二人になった時にそう話し掛けてきた。
「えっ、雰囲気って…」
「うーん、何だろう、でもぉ、なんとなくそんな感じしてぇ…」
「そうですかぁ、でも何もないし…」
その会話はそこで終わったのだが確かにそう言われた。
しかし本当は何かはあったといえるのだ、一昨日から昨夜にかけて和哉にとっては想像もしたことがない激動の体験をしていたのだ。
夢のようでもあった、だが、確かに現実なのだ。
自分自身は何も変わった気がしないが、他人からみるときっと何かが変わったのかもしれない。
それは男になったのだから…
昨夜、和哉は確実に男になった、大きな体験をした、そしてこれから美冴との新しい関係が始まっていくのだ。
男としてこれで変わらない訳がない。
二人の時間は動き出し、始まった…
…はずだった。