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シャイニーストッキング
第6章 黒いストッキングの女5     課長佐々木ゆかり
 116 それぞれの日曜日⑪ 蒼井美冴

 右手でクリトリスを弄り、左手の2本の指先を中に挿入れ、膣内の上側の肉の壁を刺激していく。
 クリトリスはビリビリ、膣内はジンジンと子宮に悦びの震えを伝えていくのである。

 あぁぁ…
 うまく枕で喘ぎ声を殺せ、心の中で愉悦の喘ぎ声を上げていく。

 脳裏に美しいゆかり課長の不惑の目が、艶々の濡れた唇が、そして同性でも思わず触れたくなるあの美しい艶の光沢のストッキング脚が浮かび更に子宮を疼かせてきていた。

 あぁゆかり課長ぉ…
 だが指先では膣が寂しかった、隙間をあの脈打つ肉で埋めたくなってきていたのだ。
 その時である、脳裏の想いがゆかり課長から部長のあの笑顔に代わったのである。
 そして昨夜の熱い、脈打つ部長のチンポの感触が浮かんできた。

 あぁ挿入れたい…
 挿入れている指を1本追加し、3本指で中を掻き混ぜるように刺激していく。
 そしてクリトリス弄りも激しくしていくのだ。

 ああん…
 子宮がジンジンと疼きを増し奥から絶頂感が湧き出してきたのだ。
 そこで指先を奥の子宮の壁へと伸ばしていき突いたのである。

 ああっ、っくうぅ…
 その瞬間である、まるで子宮の壁を突き破るかの様に絶頂感が奥から溢れ出し、全身に絶頂の快感の電流を流していくのだ。

 っくうぅ……
 わたしは全身を震わせ、のけ反らせ、絶頂感の波に漂っていくのである。

 そしてようやく睡魔が襲ってきて、わたしは深い眠りの底へと墜ちていくのであった。

 あぁぁぁぁ………

 全身に心地よい快感が漂ってくる、その快感の余韻に浸りながら眠るのである。

 …ぁぁ………



  8月3日日曜日午後1時15分

 約12時間眠った、いや、眠れたのだ…
 驚いていた。

 わたしはやはり変わったのだ、いや違う、元に戻ったのだ
 元の、あの、蒼井美冴、という女に戻れた
 これでいいのよね
 ゆうじ、これでいいのよね…

 わたしはどこかで見ているであろう、見えないゆうじの存在を感じ、宙を見ながらそう訊いたのである。

 よし、元に戻ったのだから、新しく生まれ変わっていくんだ
 新しい、蒼井美冴になって生きていくんだ…

 わたしはそう心に誓うのた。



第6章 黒いストッキングの女5
    課長佐々木ゆかり


        完



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