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シャイニーストッキング
第7章 絡まるストッキング 1
 13 エクスタシー

「あん、あぁん……」
 
 ジュブ、ジュル、ジュブ、ジュル…

「ああ、美冴くん、気持ちいいよ」
 部長はわたしを上に乗せ、両手で両脚のストッキング脚の感触を愉しみながら、そう喘ぐ。
 そしてわたしは上下動のコツを掴み、リズミカルに動かしていくのである。

「あん、あん、あ、あ、あぁ…」
 上下動の度に子宮の奥に当たり、全身に快感の響きが広がっていく様であった。

 ジュブ、ジュル、ジュブ、ジュル…

 ジュブ、ジュル、ジュブ、ジュル…

「あん、あん、あ、あ、あぁ………」
 そしてついに絶頂感が子宮の奥の壁を突き破るかの様に溢れ、全身に拡散していくのだ。

「あんっ、やん、あっ、っくぅぅぅ……」
 部長に股がり、上で上半身をのけ反らせ、絶頂感に震えながらわたしはイッた。

「あっ…………」
 そして脱力し、部長に覆い被さっていく、と、部長はそのままわたしのカラダを掴み、グイっと態勢を入れ替えて、正常位の体位にし、両脚を高く持ち上げて急激に腰を打ちつけてきたのだ。

「あっ、そ、そんなっ…………」
「美冴くん、一気にイクぞっ」
 そう言い、腰をガンガンと突き上げる様に突いてくるのである。
 自ら動いて絶頂を迎え、その絶頂感のままに激しい部長の突き上げの快感が襲ってくるのだ。
 わたしの子宮と膣はその激しい快感に悲鳴を上げてきた。

「あ、あ、あ、あ、ぁぁ……」

「ふっ、ふっ、ふっ、ふっ…」
 快感に子宮が痺れる様な感じになり、そして、再びの絶頂感の波が溢れてくる。

「あっ、ん…………」
 絶頂感を越えた、正にエクスタシーであった。

「………ああ……」
「美冴くんっ、イクぞっ、イクっ」
「…あっ、な、中で…………」
 部長の腰が激しくラストスパートの動きをし、中で激しい射精の震えを起こしてきた。

「あつ……………」
「ううっ…………」
 部長は喜悦の喘ぎを漏らし、脱力してわたしの上に倒れてきたのだ。
 カラダ全体が汗でしっとりとしていた。
 そしてわたしはあまりのエクスタシーにより、意識を飛ばしていく。


「あぁ……………」

「はぁ、はぁ、ふう、ふぅ……」
 墜ちていく意識の片隅に部長の荒々しい息遣いが聞こえていた。




 ブー、ブー、ブー…

 8月3日日曜日午後7時30分

 部長の携帯電話が鳴っていた。









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