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シャイニーストッキング
第7章 絡まるストッキング 1
 37 8月4日月曜日午前6時30分 美冴

「ううん…ふぅ…」
 今日も熟睡できた。
 目覚めてすぐでもスッキリしている。

 こんな朝を迎えたのはいつ以来なのだろうか…

「ふぁぁ…」
 ベッドから起き上がり、あくびをしながら両手を上げて背伸びする。
 こんな動作一つも本当に久しぶりなのだ。

 よし、シャワーを浴びよう…
 やはりぬるめに温度設定して浴びる。

 昨夜大原部長さんに甘えたお陰で今のところ落ち着いているわ…
 恐らく自律神経の異常といえる昂ぶりなのであろうが、今朝は落ち着いている。
 
 でも昨夜の部長さんはなんとなく面白かったわ、そして案外かわいい…
 シャワーを浴びながら昨夜の事を想い浮かべていると

 あっ、しまった…
 つい油断をして部長との昨夜の逢瀬を思い出してしまったのである。

 ズキ、ズキ…

 あ…
 だが、思い出したことによる子宮の疼きや胸の昂ぶりが、昨日よりも小さいのだ。
 半分以下、いや、4分の1位なのである。

『そんな時は治るまでやるんだよ…』
 そう昨夜部長が言った言葉が浮かび上がり

 あれが本当に効いたのか…

 昨日とは打って変わって、ザワザワ感、疼き、昂ぶり、が本当に少しなのだ。

 よかった…
 本当にホッとしていた。

 やはりリハビリが必要なんだ、あと少しで落ち着けられ、自律神経も情緒も昔の様に戻ると思う…
 そう思い、安堵する。
 そしてシャワーを浴び終え、姿見の前に立つ。

 いよいよ、新生美冴の初日だわ、何を着て行こうかしら…
 すると再び胸が昂ぶってくるのだ。

 ドキ、ドキ、ドキ……

 ううん大丈夫、朝に何を着ようかと昂ぶるのは普通よ、普通なの…
 わたしはそう必死に自分に言い聞かせる。

 そうよ、ましては一昨日買った新品の洋服を選ぶのに高まらない女なんていないわ…
 言い聞かせる。

 ドキ、ドキ、ド……
 すると徐々に胸の昂ぶりが落ち着いてきたのである。

 よしっ、そう、落ち着けわたし…
 姿見の自分の姿に、そう言い聞かせた。
 そして昨夜整理したクローゼットを開き、洋服を選んでいく。

 どれを着ていこうかしら
 いきなり原色じゃあまずいよね…
 職場のみんなの驚く顔が浮かんでくる。

 佐々木ゆかり課長は一体どんな顔をしてくるかなぁ…
 違う意味でワクワクする。






 
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