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シャイニーストッキング
第1章  和哉
 5 射精

 僕は最近、自分は変態じゃないのか?…
 
 と、密かにずっと悩んでいた。

 なぜなら最近急に女性の脚やストッキングが気になって目が離せなくなり、見つめているとドキドキし、おちんちんが硬くなってズキズキと疼く。
 あんなおばさんの担任の先生のストッキング脚も気になって仕方ないし、ましてやお母さんのストッキング脚も見ると同じようにドキドキ、ズキズキしてしまう。朝起きるとおちんちんが硬くなっていることも最近多くなってはきているがこれは周りの友達もなっているらしいのは知っている、しかし女性のストッキングを見て硬くなるのはまるで以前にエッチな写真を見せてもらった時になったときと同じようだ。
 
 裸の女の人を見て硬くなるのはいいかもしれないけど、やっぱり変態なんじゃないか…

 兄はいないし周りにそんな感じの悩みを相談できる友達もいなかったのでずっと一人で数日悩んでいたある夜に、そろそろ寝ようとトイレに行くと母がお風呂に入っており、ふと浴室の脱衣所に置いてある洗濯物の脱衣籠が目に入ってきた。

 あっ、ストッキングがある…

 脱衣籠に母の脱いだストッキングがあったのだ。
 ストッキングを意識するようになって初めて見る脱いだストッキング、それを無意識に手にとった。

 な、なんだ、軽くて、柔らかくて、フワフワして、いい匂いがする…

 途端にドキドキと鼓動が高まり、おちんちんが硬くなってズキズキと疼き始め、思わず右手で股間を抑えた。

 「あっ…」
 
 その瞬間だった、おちんちんが急に震え、熱くなり全身に快感が走り抜けていったのだ。

 う、うわぁぁ…

 今まで感じたことのない快感が全身を襲い、体を震わせ、何かがおちんちんから噴き出した。

 な、なんだぁぁ…

 初めての射精であった。
 
 あまりの快感に浴室の脱衣所の脇に座り込んでしまったが、急に何か悪いことをしたかのような罪悪感が沸き起こって急いで自分の部屋に戻った。

  な、なんなんだ、今のは、すごい…

 そして慌ててパンツを脱ぎ、快感の余韻に痺れている股間を確認して思わず驚いたのだ。

 なんだ、オシッコ漏らしちゃったのか
 いや違う、白く濁った何かが出ている
 僕は病気なのか…

 その時は夢精もしたこともなく、射精などの知識もなく、僕はただあまりの快感に驚いていた。



 
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