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シャイニーストッキング
第1章 和哉
6 オナニー
「なあ和哉くん、オナニーってしたことある?」
学校の帰り道に同級生の「てっちゃん」こと哲也くんに突然そう聞かれた。
てっちゃんは明るくて勉強もできて、スポーツ万能でクラスで一番の人気者である。
そして少し大人びた雰囲気もあり、僕は密かに憧れていた。そんなてっちゃんとたまたま偶然に帰宅することになった帰り道に、突然そう問い掛けられて僕は動揺してしまうのだ。
「えっ、オナニーって…、なに?」
小学5年生の11歳の当時の僕には、オナニーどころか性的な知識は殆ど無知であった、それは男兄弟もおらずどちらかといえば友達も少なく、こんな性的の話しをする機会もなかったからである。
「えっ、じゃあ夢精はしたの?」
そんな初めて聞く単語の問い掛けに戸惑い、動揺してしまう。
「む、夢精って…?」
「なんだぁ、和哉くんて何も知らないんだね」
てっちゃんはそう言うと小さな声で
「帰りにうちに寄りなよ、教えてやるよ」
そう言ってきた。
そんなてっちゃんの言葉の響きに何か秘密の匂いを感じ、ドキドキしながらてっちゃんの家に向かう。
もしかしてオナニーってあのことなのかな?…
てっちゃんの後を歩きながら数日前の母親のストッキングを触り、突然おちんちんから漏らしちゃったことを思い浮かべる。
当時の僕は自分のおちんちんから何か白いドロッとした液体が快感と共に噴き出したことに不安を感じ、何かの病気なのではないかと悩んでいたのだ。
しかしそんな悩みはてっちゃんのおかげで吹き飛んだのだった。
「男はさぁ、エッチな写真やエッチなこと考えると勃つじゃん、勃ったらチンチンをこうしてすると気持ちよくなって精子が出るんだ」
と、てっちゃんは射精のことやオナニーのやり方を教えてくれたのだ。
「これお兄ちゃんの部屋からパクってきたエロ本」
そう言ってエロ本を見せてくる。
そのエロ本には裸の女性や下着姿の女性の写真が沢山載っており、その中にストッキング姿の女性の写真もあった、それで自分がストッキングで興奮することは変ではないのだ、と安心できた。
そして射精、オナニーと男の性の仕組みも少し理解でき、病気の不安も消えたのだった。
しかしそんな不安の解消が僕の性欲の抑制の壁を急激に壊し、オナニーの快感に溺れていくことになるのだ…
「なあ和哉くん、オナニーってしたことある?」
学校の帰り道に同級生の「てっちゃん」こと哲也くんに突然そう聞かれた。
てっちゃんは明るくて勉強もできて、スポーツ万能でクラスで一番の人気者である。
そして少し大人びた雰囲気もあり、僕は密かに憧れていた。そんなてっちゃんとたまたま偶然に帰宅することになった帰り道に、突然そう問い掛けられて僕は動揺してしまうのだ。
「えっ、オナニーって…、なに?」
小学5年生の11歳の当時の僕には、オナニーどころか性的な知識は殆ど無知であった、それは男兄弟もおらずどちらかといえば友達も少なく、こんな性的の話しをする機会もなかったからである。
「えっ、じゃあ夢精はしたの?」
そんな初めて聞く単語の問い掛けに戸惑い、動揺してしまう。
「む、夢精って…?」
「なんだぁ、和哉くんて何も知らないんだね」
てっちゃんはそう言うと小さな声で
「帰りにうちに寄りなよ、教えてやるよ」
そう言ってきた。
そんなてっちゃんの言葉の響きに何か秘密の匂いを感じ、ドキドキしながらてっちゃんの家に向かう。
もしかしてオナニーってあのことなのかな?…
てっちゃんの後を歩きながら数日前の母親のストッキングを触り、突然おちんちんから漏らしちゃったことを思い浮かべる。
当時の僕は自分のおちんちんから何か白いドロッとした液体が快感と共に噴き出したことに不安を感じ、何かの病気なのではないかと悩んでいたのだ。
しかしそんな悩みはてっちゃんのおかげで吹き飛んだのだった。
「男はさぁ、エッチな写真やエッチなこと考えると勃つじゃん、勃ったらチンチンをこうしてすると気持ちよくなって精子が出るんだ」
と、てっちゃんは射精のことやオナニーのやり方を教えてくれたのだ。
「これお兄ちゃんの部屋からパクってきたエロ本」
そう言ってエロ本を見せてくる。
そのエロ本には裸の女性や下着姿の女性の写真が沢山載っており、その中にストッキング姿の女性の写真もあった、それで自分がストッキングで興奮することは変ではないのだ、と安心できた。
そして射精、オナニーと男の性の仕組みも少し理解でき、病気の不安も消えたのだった。
しかしそんな不安の解消が僕の性欲の抑制の壁を急激に壊し、オナニーの快感に溺れていくことになるのだ…