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シャイニーストッキング
第7章 絡まるストッキング 1

96 武石健太 ⑤
「あっ、そう、佐々木課長は8月1日付けで新部長に昇進したんだ、正式辞令は明後日だがな、皆、そういうことたから」
横から大原本部長が云ってきたのである。
「うわぁ、スゲぇ…」
俺はそれに驚いて、思わず感嘆の声を漏らしてしまったのだ。
ゆかり先輩が部長に…
すごい大出世である。
うわぁ、部長かぁ、一体何人飛ばしの出世なんだ…
俺は思わず、改めて惚れ直したのだった。
あの30歳という若さでの部長昇進って…
これは凄い事であった、この事実に、今日中には本社に大激震が走る筈なのである。
やはり、ゆかり先輩はすごいや…
俺は思わず見とれてしまっていたのだ。
「佐々木ゆかり部長かぁ、スゲぇや…」
俺は思わずそう呟いてしまう。
「ま、そういう事だから、みんなこれから頑張ってくれ」
そう大原本部長が言い、実質、この
『新規事業計画準備室』
の、業務がスタートしたのである。
「あっ、健太と越前屋さんはこっち来て…」
ゆかり部長に呼ばれる。
あの蒼井美冴さんはSEの中島彩美と二人で、プログラムがどうの…と、部屋の端でパソコンを操作し始めていく。
「二人はさ、わたしとスタッフの人選の手伝いをしてよ…」
そして俺達三人は部屋の真ん中でパソコンを睨みながら新スタッフの人選を始めていくのだ。
だが、俺の脳裏には勿論、佐々木ゆかり部長もいるのだが、蒼井美冴さんの存在が半分以上占めていたのである。
あのシャギーカットの爽やかなヘアスタイル
あの魅惑的な笑顔の美しさ
あのしゃきっと美しいスーツ姿
そしてあの美しい光沢の艶のカタチの良い、魅力溢れるストッキング脚…
堪らない魅惑的な美しいさに、すっかり魅了されてしまったのだ。
思わずこっそりと、彼女、蒼井美冴さんのデータを検索してみる。
とりあえずこの準備室の新スタッフ候補のデータはパソコンに入っているから、検索すればすぐに出てくるのである。
ええと、蒼井美冴と…
名前を打ち込む。
ええっ…
なんと、昨日、8月4日月曜日付けで急遽、人材派遣社員から、正社員雇用制度適用での準備室採用、と、記されていたのだ。
昨日からなんて…
少し驚いてしまっていた。
こんな急な採用の裏には何かの秘密が隠されてるんじゃないか…
「あっ、そう、佐々木課長は8月1日付けで新部長に昇進したんだ、正式辞令は明後日だがな、皆、そういうことたから」
横から大原本部長が云ってきたのである。
「うわぁ、スゲぇ…」
俺はそれに驚いて、思わず感嘆の声を漏らしてしまったのだ。
ゆかり先輩が部長に…
すごい大出世である。
うわぁ、部長かぁ、一体何人飛ばしの出世なんだ…
俺は思わず、改めて惚れ直したのだった。
あの30歳という若さでの部長昇進って…
これは凄い事であった、この事実に、今日中には本社に大激震が走る筈なのである。
やはり、ゆかり先輩はすごいや…
俺は思わず見とれてしまっていたのだ。
「佐々木ゆかり部長かぁ、スゲぇや…」
俺は思わずそう呟いてしまう。
「ま、そういう事だから、みんなこれから頑張ってくれ」
そう大原本部長が言い、実質、この
『新規事業計画準備室』
の、業務がスタートしたのである。
「あっ、健太と越前屋さんはこっち来て…」
ゆかり部長に呼ばれる。
あの蒼井美冴さんはSEの中島彩美と二人で、プログラムがどうの…と、部屋の端でパソコンを操作し始めていく。
「二人はさ、わたしとスタッフの人選の手伝いをしてよ…」
そして俺達三人は部屋の真ん中でパソコンを睨みながら新スタッフの人選を始めていくのだ。
だが、俺の脳裏には勿論、佐々木ゆかり部長もいるのだが、蒼井美冴さんの存在が半分以上占めていたのである。
あのシャギーカットの爽やかなヘアスタイル
あの魅惑的な笑顔の美しさ
あのしゃきっと美しいスーツ姿
そしてあの美しい光沢の艶のカタチの良い、魅力溢れるストッキング脚…
堪らない魅惑的な美しいさに、すっかり魅了されてしまったのだ。
思わずこっそりと、彼女、蒼井美冴さんのデータを検索してみる。
とりあえずこの準備室の新スタッフ候補のデータはパソコンに入っているから、検索すればすぐに出てくるのである。
ええと、蒼井美冴と…
名前を打ち込む。
ええっ…
なんと、昨日、8月4日月曜日付けで急遽、人材派遣社員から、正社員雇用制度適用での準備室採用、と、記されていたのだ。
昨日からなんて…
少し驚いてしまっていた。
こんな急な採用の裏には何かの秘密が隠されてるんじゃないか…

