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シャイニーストッキング
第1章  和哉
 7 オナニー三昧
 
 僕はてっちゃんのおかげでオナニーの知識を得、変態とか病気じゃないかという不安が解消された反面、オナニーの欲望の暴走が始まってしまった。
 まずはきっかけとなった母のストッキング弄りでありこれが辞められなくなってしまっていた。
 都合の良いことに母は仕事柄毎日ストッキングを穿く、そして毎晩母が風呂に入る隙に脱衣籠から取ってきてはそのストッキングを使ってオナニーをする。
 オナニーの材料が毎晩あるのだ。
 
「はぁ、はぁ、あぁ、ううっ…」
 匂いを嗅ぎ、口に含み、自らのペニスを包み、擦り、シゴキ、果てる。
 また再びストッキングを脱衣籠に戻す、こんな夜を毎晩のように過ごしていた。
 そして日常では見かける女性達の脚やストッキングに注意が向いてしまうのである。
 学校では担任教師のストッキング脚が気になり、その思いを抑えることができないでいたのだ。
 ある時、その担任のストッキングのふくらはぎに伝線の筋が走っているのに気付き、その授業中ずっと目が離せなくなっていたこともあった位である。
 どちらかというと普通の年頃の男の子ならばストッキングではなくパンティやブラジャー等に興味を示すものなのだろうが、僕はそれらには殆ど興味を持てず、どうしてもストッキングに注意がいってしまうのだ。
 でもてっちゃんのおかげで罪悪感が少なくなり、どんどんとストッキングフェチな想いを募らせながら中学生から高校生へと成長していった。

 当時の女子高生にはまだルーズソックスは存在しておらず、制服にパンストにローファーというスタイルが定番で、ストッキングフェチにはたまらない時代であったのだ。
 そして当時まだ童貞の女を知らない僕は、そんな女子たちを横目に悶々とし、相変わらずストッキングに想いを募らせたオナニー三昧な日々を送っていたのだが、ついに劇的な経験を高校2年生の夏休みにすることになる。

 部活動もしていない、彼女もいない僕は、夏休みに駅前のファミレスでアルバイトを始めることにした、なぜそこにアルバイトを決めたかといえばそのファミレスの制服はストッキング着用が義務付けられており、女子店員の皆が膝丈のスカートにストッキングという姿だからという単純な、常に身近にストッキング姿の女性が存在することになるという不純な理由からそんなファミレスでのバイトを決めたのだ。




 
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